きもの とはずがたり・・・お店番
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きものの習いでは、明日から袷仕立へと衣更えです。加速する地球温暖化で、夏のきものは快適さから遠ざかっていますが、いよいよ待ち焦がれた季節到来、帯び合わせなど、あれこれと考えては心躍ります。さて、何から・・・色&形ともに秋の象徴とも言える‘柿の実’の帯留を。有田焼の、美味しそうに熟した柿です。陶器の帯留、通常の三分紐が通らずに、京都寺町通「伊藤組紐店」の細めの真田紐を使います。ここで合わせてみた帯はさっぱりと格子文の‘琉球かすり’八寸名古屋帯。(帯:正絹・手織り・未仕立て)
2008年09月30日
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秋にはたくさんの‘実り’が在ります。それらの形の豊かさと彩りには秋風にちょっぴり感傷的になった心を温かく包み込む、なにか大きな力を感じます。葡萄染色(えびそめいろ)に手描きの葡萄文様正絹・紋意匠地仕立て上がりの九寸名古屋帯
2008年09月27日
菊文様の小紋です。のびやかな枝に可憐な小菊が満開です。黒地に載せられた花の色は白や薄紅(うすくれない)。夏の名残を断ち切るような潔い色調が初秋に映えます。生地は大塚(創業享保2年)の紋意匠縮緬。染めは京友禅(京友禅振興会の証紙付)。袷のきものまたはやや長めの羽織にも。
2008年09月26日
きもの姿を引き立てる帯、この帯選びが腕の見せどころ。 思い切って季節限定の帯を・・・ 代表的な秋の花と言えば萩や桔梗、そしてこの菊。 秋の風情をいっぱいに表して素敵です。 季節を身に纏う、これがきものの醍醐味かも知れません。 <淡い朱鷺色に菊花文の塩瀬九寸帯・未仕立て>
2008年09月24日
爽やかな、そして穏やかな秋の一日になりました。きものを着るには一年で一番好ましい季節。今日は単衣のきものでお店番。さらさらと肌に心地よい塩沢紬の単衣、藍色に白の蚊絣です。帯は菊花文が全通で染め描かれた、塩瀬の九寸帯。菊の文様は今頃から11月末まで活躍します。合わせた帯揚げは抹茶色に飛び絞り、帯締めは帯の菊花から一色を取った冠組です。 ふと見た暦の<友引>に誘われて、今日ブログデビュー致しました。