きもの とはずがたり・・・お店番
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案内状が届いた時から、これ必見! と決めていた『染め帯300本の会』。 一昨日の17日、ウォーキングを兼ねて出掛けることが出来た。 東京駅、いつもの丸ビル方面の改札を出ると、「あら?」 通路の一角に、こんなお店が出来上がっていた。 なになに・・・「長沼静きものひととき」 駅中の《きものパウダールーム》という発想。 きものレンタル、着付け、ヘアメイクなどすべて用意されているが、 自分で着られる人はパウダールーム(着替え室)利用のみOK。 一般 10分 ¥315 個室 10分 ¥525 さて、何分で着付けが出来るかな。 例えば一般30分として¥1000弱、これ安いか高いか・・・ お出かけ前に東京駅で「変身~!」、使い方次第では便利かも。
さて歩き始め、八重洲口中央の「京都館」へ。 メインのディスプレイは早くも「雛祭り」 京の香りに包まれて、数点のお買い物。 ここから、中央通と並行する柳通りに出て、銀座方向へ。 メインから外れた休日の柳通りは人通りも無くひっそり静か。 紺屋橋から「銀座プランタン」の裏を抜け、 そのまま銀座を3丁目から7丁目まで縦断、 目指すは博品館そばの銀座888ビル「スペース銀座の杜」。 「青山みとも」の『新春・染め帯300本の会』が開かれている。 とても楽しみにしていた展示会、さぞかし賑わって・・・が、会場内は 森閑とした空気の中に、先客の女性がひとりだけ。主催者側の 人数が圧倒的に多いというパターン。「うっ!」この雰囲気は苦手。 広く取られたスペースには、東京友禅を主にした染め帯が並ぶ。 ただし、その大半は丸巻きで置かれているので、残念ながら 300本を見るのは不可能、壁に広げられている50本程度を さっと見て回る。 現代的なモチーフから、お店番好みの江戸解き古典文様まで さまざま。 東京友禅のあれこれをご説明下さったのが作家の西澤幸雄先生。 新宿の落合地区で工房を持たれ、この道50年の伝統工芸士、 新宿区ものづくりマイスター「技の名匠」にも認定されている。 そして帯にはそれぞれ値札が付き、即売会になっている。 目に付いた帯は15万円前後に設定されているものが多かった。 「染め帯」やはり良いですねぇ~ 特に繊細な糸目友禅が好みです。
さて時間、後ろ髪を引かれながらも雅やかな会場を後に、 再び銀座を歩き始める。 8丁目博品館の裏側、飲食店の連なる「金春(こんぱる)通り」
江戸時代幕府直属の能楽「金春家」の屋敷跡が由来 銀座の銭湯、その名も「金春湯」 金春家に因む一角を過ぎ、歩行者天国で賑わう銀座通りに出る。 前回はクリスマス一色だったショウウインドウ、 この時季はウインターセールたけなわ。 銀座の街中に「SALE」の文字が溢れる。 銀座4丁目の交差点、そして「松屋」に立寄り、 さらに1丁目、そして京橋から東京駅へと戻るコースに。 ウォーキングというにはやや短いけれど、 充実の午後になりました。
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つむぎ2231
お店番の合間に・・・街着のきものを扱うお店です。
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