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岐阜県立国際たくみアカデミー職業能力短期大学校で「木造住宅の耐震診断と耐震補強方法」の実務講習会があり、参加しました。 3年前にできた新しい県の施設で、生産技術科と建築科があり、高校卒業程度の方を対象とした学校ですが、実習室や製図室、CADルームなど最新の設備が入っていました。 そこで建築防災協会の耐震診断のしくみをじっくり学びました。新潟中越地震の被害写真や耐震補強の実例写真などもみせてもらい、わかりやすい講習会でした。 とくにRCの名古屋市庁舎などは、使いながら地下の柱脚をカットして免震ゴムを取り付ける工事とか、岐阜のシティタワー43では屋上部分に制震装置がついており地震動を吸収するしくみなども紹介され、興味深かったです。 現在、木造の耐震補強工事を推進しておりますが、日頃疑問に思っていることや、対応方法なども講師の先生に相談できたことは良かったです。まだまだ耐震について詳しい方が近くにいないので、相談できる方がいることは心強いものです。 また、岐阜県では平成20年度の予算要求として、耐震診断の補助が現在2万円のものを、全額補助で4万5千円にする案とか、全県で2500件を完全実施するしくみつくりなど新たな動きも検討している模様ですので、今後が楽しみです。 命を守る耐震リフォーム、設計事務所や工務店が、もっと学んで取り組まねばならない課題だと実感しております。
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最終更新日
2008年02月04日 09時54分29秒
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