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テーマ:住宅コラム(1789)
カテゴリ:まちづくり
昨日は岐阜県の「長良川おんぱく」というイベントの一環として、私たち「社団法人インク」は美濃和紙の紙すき体験プログラムを開催しました。 美濃市蕨生(わらび)の古民家に移住され、伝統文化の紙すきを受け継いでいる千田さんの工房に伺い、紙すき体験を行いました。 子供たちも大人も初めての紙すき体験をして感激です。「こうぞ」という植物から取り出した紙となる繊維成分を取り出し、それを水に溶かし適度な粘りとした和紙の原液から細かい網と細い簾で、すいていきます。 私も体験しましたが、水が入ると結構な重さがあり、 立ち仕事でもあり重労働です。 重さを軽減するため上から竹の弾力を使い引き上げるバネが付いています。 すいた紙の上に里山から集めた草花を乗せて、その上に薄い紙をかぶせてサンドします。 かぶせる紙には、シャワーで水をかけると水玉模様ができて素敵なデザインになります。 私も手すき和紙でハガキを作りました。 ハガキ大に区画された紙すき枠ですくい乾燥させ、最後に郵便番号のスタンプを押すと出来上がりです。 美濃市蕨生地域でも私たちが昨年調査したところ68件の空き家がありました。これらの空き家解消のためには、地域の魅力を高め、そこで働き、生計を立てる事ができないと続きません。 空き家の古民家リノベーションだけでは解決せず、個人の家計や地域経済の収支がプラスにならないと空き家は増えてしまうでしょう。 大きな課題ですが社団法人インクを通じて、里山のインキュベーションに貢献していきます。 【タグチホーム】岐阜県各務原市の耐震省エネリフォーム施工事例が満載! 【さくら事務所ホームインスペクション名古屋】住宅診断や耐震診断、フラット35適合証明など情報掲載! j お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月04日 06時53分40秒
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