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テーマ:住宅コラム(1789)
カテゴリ:まちづくり
![]() JBN全国工務店協会の国産材委員会主催で飛騨高山の家具メーカー飛騨産業の新たな工場を見学しました。 5年ほど前に街中から山林内の広大な敷地に移転。 家具デザイナーとも提携して人気の商品を製造しています。 ![]() 環境に優しいバイオマスボイラーも設備し暖房にも使っているそうです。もちろん燃料は家具製造過程で出てくる木材の端材ですが、冬に大量に使うのでストックしている様です。 またオガコについては近隣の飛騨牛農家に差し上げているそうです。 ![]() 家具にはウオールナットやオークなどの広葉樹が多く使われており、これらは輸入のため円安で高騰しているそうです。 この会社のオリジナルでは国産材の杉を圧縮して柾目に集成材として成形し家具にしていますが、この木目が素敵です。 ![]() これまでは、木取りとして欠点となる節などを取り除き、無地の木材だけを使っていたのですが、最近は節などの欠点がある商品が人気の様です。木の本来の姿である節を商品にするとは発想の転換ですが、材料ロスは減りますが、節部分の研磨など手間が多くかかるそうです。 ![]() 工場では多くの従業員が働いており賑やかです。 機械は使いますが、ほとんど手作業です。すべて受注生産だそうで、従業員も複数の工程を受け持つセル方式という生産スタイルをとり、従業員の技術が向上しています。 国産材を加工し商品を作り、地域の雇用を生み出すことは大切なことですね。完成品を輸入するとお金だけが海外に出て行ってしまう。 再生可能な国産材で生産しエネルギーも生産していくのが理想ですね。 【タグチホーム】岐阜県各務原市の耐震省エネリフォーム施工事例が満載! 【さくら事務所ホームインスペクション名古屋】住宅診断や耐震診断、フラット35適合証明など情報掲載! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月08日 07時06分03秒
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