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2015年02月21日
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カテゴリ:読書


★★★★★

読むべき一冊。

会社はだれのものか?本書はこの問いに答える。

「会社は株主のものである」このようなことが言われた時期がある。会社の価値を表す指標としてROE(株主資本利益率)が未だ強調されるのは、そのトレンドが依然継続しているためかもしれない。

筆者は、会社は株主だけのものではないと、このような考えを一蹴する。さらに、ROEのような短期的な価値を求める指標が、新しい産業を生み出す妨げになっていると批判するのである。数字は尺度であって目的ではない。

一時のビジネススクールもROE重視の教育を行っており、しかもROEの分母を成す資産を削ることで指標を改善したと「みせかける」テクニックが多用された。本来、分子である利益(価値)を増やすべきであるのに、テクニックで株価を高めることが流行したのである。

ストックオプションは経営者がそのようなテクニックに走ることを助長したと言う。ストックオプションは、株主と経営者の短期的利益を株価という数値で一致させるように働いたからである。

今、我々がやるべきことは小手先のテクニックでマネーゲームを継続することではなく、人間を豊かにする新しい産業を創造することであるとされる。

「企業は、消費者に受け入れられる製品やサービスを提供し、従業員を幸福にし、地域社会に還元するという基本的な理念をもう一度確認し、株価など表面的な企業価値に踊らされない経営を目指すべき(P68)」なのである。

この言葉を読んで、株価に左右されずに信念を貫くAmazonが思い浮かんだ。








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最終更新日  2015年02月21日 12時28分27秒
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