テーマ:今日のトレーニング(129)
カテゴリ:トレーニング
皆様こんにちは。
先日、知人がレースで好成績を上げて 私もともと野球をやっていたせいで、筋トレは以前からある程度やっていました。実は結構筋トレにおいて陥りがちな間違いとして、とりあえず回数をこなせば良いというのと、がむしゃらに負荷を上げれば良い、というのがあります。 筋トレにおいて回数 vs. 負荷というのは以前から長く続く議論ではあるのですが、結構勘違いして捉えられがちなのではないかと思っています。双方の言い分としては 回数派「回数と時間をかける方が実際の動きと似ていて実践的ですよ。低負荷でも筋肥大は起こりますしね 負荷派「低回数×高負荷こそが筋肉を最大限強化できるんですよ といったところでしょうか。確かに、双方の言い分は部分的に正しいのですが、少々補填が必要な部分もあります。その前に筋トレと関係の深い用語を3つだけ、難しくならないように覚えておきましょう。難しく考えようとすると自分が鳥頭だから......(/ω\) 1.筋肥大 筋繊維を傷つけて回復させると、以前より太く強靭になる超回復によって起こる「筋肉の巨大化」です。筋肉は断面積によって出せる力が変わるので、筋繊維が太くなると当然出せる力が上がります。ここが紛らわしいところで、 筋肉肥大化 → 出せる力アップ その通りです 筋力アップ → 筋肉太くなった? 必ずしもそうではありません(後述) ということ。筋肉が太くなった結果として出せる力が上がっただけで、筋肉の量に対して出せる力そのものの割合は変わっていません。 2.筋力 前述の筋肥大と混同しやすいので、ここでは、筋力とは「筋肥大させずに同じ量の筋肉がどれだけの力を出せるか」と定義します。 「いやいや、そんなことないでしょ。だって筋肉が出せる力は断面積に比例するって聞いたことあるもん」って方、正解です。ただ、それは筋肉が出し得る力を100%発揮したときです。実は結構筋肉って怠け者なんです。 というより自分の頭で思っているほど筋繊維に「力を出せ」という命令を送り切れていないんですね。その原因は神経であるといわれています。神経系を鍛えないと、たくさんの筋肉繊維に命令を送れないんです。したがって、同じ筋肉の大きさを持っていても筋力に違いがみられるわけですね。 「筋肉の断面積×筋力=出せる力」 というイメージで結構です。 3.筋持久力 最後に筋持久力ですが、「筋肉が一定の力を出しつづけられる時間や回数」を表しています。筋持久力が高いと、同じ負荷が筋肉にかかっても筋肉が疲労しにくく、結果として長時間(高回数)同じ動きをすることが可能です。 はじめてジョギングしたときなんかに、息が切れない速さで走っても、足が疲れて走れなくなることがありますね。あれです。 こんな風に実は筋肉にもいくつかの要素があって、筋力トレーニングをしても間違ったやり方をすると目的とは違った結果を導いてしまうことがあります。「見た目に筋肉付けたいけど、外見に変化ないよ」とか、「体引き締めたいけど、ムキムキにはなりたくない」とか目的別にトレーニングしていく必要があります。 長くなってきたので、具体的な方法は次回にしましょう それでは今回はこのへんで~ ボイボイ (*<>*)/ ランキング参加しています ↓宜しければ押してやってください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.29 19:11:30
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