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語り、語られるための高樹涼の部屋

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2020.12.25
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カテゴリ:俳句
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牛久大仏黒光る寒夕焼

季語:寒夕焼

物体の黒は、理想としては光の反射率が0で、全ての波長の光を吸収する色である。

絵具の三原色の3色を混ぜる(減法混合)と黒になる。

全ての波長を完全吸収する物質(黒体と呼ばれる)は存在しないが、それに近づけるべく、カーボンナノチューブなどを使った素材(暗黒シート)の研究開発が行われている。

日本の産業技術総合研究所(産総研)などが開発した暗黒シートは、光の吸収率が99.5%以上で、折り曲げも可能である。

シリコーンゴムの表面に数十マイクロメートルの凹凸を無数につくり、その窪みに光の反射を閉じ込めて濃い黒色に見えるようにしている。

イギリスのサリーナノシステムズ社が開発した塗装技術は、カーボンナノチューブを使い、当たった光の99.9%以上を吸収する。

アメリカ合衆国のマサチューセッツ工科大学もカーボンナノチューブを使った黒い物質を2019年に開発発表している。

黒光りという言葉があり、黒の色材(絵具や塗料)に光沢を付与すれば実現できる。

「黒光り」という語は塗装面の平滑さなどから来る艶、表面反射を意味していると言える。

白に比べて黒は物体を小さく見せる効果がある。

たとえば、囲碁に用いる碁石は白石(直径21.9mm)よりも黒石(同22.2mm)の方が0.3mm大きく作られている。

黒(くろ)とは色の一つで、無彩色。

煤や墨のような色である。

光が人間の可視領域における全帯域にわたりむらなく感得されないこと、またはそれに近い状態、ないしそのように人間の視覚に感じられる状態である。

色を光として見る時、黒は、光がほとんど全くない状態を意味する。

例えばRGBにおいては、3色ともない状態である。

従って、ブラウン管は本来、黒として発色することはできないため、テレビ映像では他の色とのコントラストの調整によって人の目には強い黒として錯覚させている。
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最終更新日  2020.12.25 17:12:41
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