温故知新

４月１６日は、「チャップリンデー」。

１８８９年４月１６日、

２０世紀最大の映画作家であり喜劇俳優のチャールズ・チャップリンが

イギリスで生まれた。

口ひげ、だぶだぶのズボン、どた靴、ステッキ、山高帽という独特のスタイルで

社会を風刺し、世界的な人気者になった。

『モダン・タイムス』『ライムライト』等多数の作品を作った。





では、今日も映画の紹介をしよう。

本日紹介するのは、「チャーリーズ・エンジェル」。２０００年公開。

同名テレビシリーズの映画化。

主演は、キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュ―。







ナタリー（キャメロン・ディアス）、

ディラン（ドリュー・バリモア）、

アレックス（ルーシー・リュ―）の３人は、

チャーリー探偵事務所のエンジェルだ。

しかし、チャーリーは決して彼女たちには姿を見せない。

そんな彼女たちにチャーリーから新たなミッションが与えられた。



ノックス・テクノロジー社のコンピュータプログラマーのエリックが誘拐され、

彼の開発したソフトが盗まれたというのだ。

社長のヴィヴィアンがチャーリーにエリックとソフトの奪還の依頼をしてきたのだ。

エリックのソフトとは、音声認識ソフトであり、

音声さえ与えられればそれが誰なのか、たちどころにわかってしまうソフトなのだ。



エンジェルたちはチャーリーの右腕であるボスレー（ビル・マーレイ）と

一緒に捜査をしていくと、

ライバル会社のオーナーであるコーウィン（ティム・カーリー）の

部下らしき「痩せ男」が誘拐現場の監視カメラに写っていたことから

コーウィンが怪しいとにらむのだった。

彼の会社は世界有数の通信網を有しており、

エリックのソフトとともに使用すれば電話で話している人が誰なのかを識別でき、

その人の居場所がわかってしまい、大変危険であることがわかった。



ボスレーとエンジェルたちはコーウィンが主催するパーティに侵入して

彼の身辺を調べることにした。

そのとき、カメラに写っていた彼の部下である例の「痩せ男」が現れたために

エンジェルたちは彼を追いかけることになった。

やがて格闘になり逃げられてしまうが、エリックを見つけることに成功したのだ。

ところが、彼のソフトは見つからなかった。

そこでエンジェルたちは、コーウィンの通信網のシステムを利用しようと考えるのだった。

蜂の子一匹入れないような完璧なセキュリティの中を、

エンジェルたちは侵入してこの通信網を利用できるようにしたのだ。



ソフトは見つからないものの、

誘拐の件を解決したエンジェルたちは、つかの間の休日を楽しむのだった。

ナタリーはパーティで出会ったバーテンダーとダンスを楽しみ、

アレックスは彼氏のために料理をつくり、

ディランはエリックを家に送り届けに行ったのだ。



ところが休日を楽しむナタリーとアレックスは何者かに襲撃されるのだった。

ナタリーを襲ったヤツから、黒幕がヴィヴィアンだということを聞き出した。

ナタリーは急いでディランにもそのことを知らせるのだった。

ディランはエリックにヴィヴィアンは敵だと伝えるが、

なんとそのエリックも黒幕の一人だったのだ。

大ピンチに陥ったディランだが危機一髪のところで切り抜けることができた。

彼女は自分のエリックに対する恋心を利用されたと怒りに燃えるのだった。

そしてボスレーの危険を察知したエンジェルたちは彼の家へ行くが、

すでに連れ去られたあとだったのだ。

エリックがチャーリーを利用し、ボスレーを連れ去った目的は、

チャーリーの居場所を知ることにあった。

エリックの父は特殊部隊にいたときに同僚であるチャーリーに殺されたというのだ。

真実は二重スパイをやっていたエリックの父が

それがばれて相手側に殺されたということなのだが・・・。

ソフトを盗まれたと依頼をして、

逆にコーウェンの会社を利用してチャーリーを探そうと企んだのだった。

チャーリーはボスレーにだけ連絡をとる。

その電話によりチャーリーの居場所を突き止め、息の根を止めようということだ。

無線によりボスレーの居場所をつかんだエンジェルたちは

エリックの企みを阻止すべくアジトへと急ぐのであった。

アジトではヴィヴィアンと例の「痩せ男」が刺客として待っていた。

そこで、エンジェルたちは彼らと大乱闘の末、ボスレーの救出に成功した。

しかし、チャーリーの居場所はすでに突き止められてしまった。

エリックはヘリを使いチャーリーのもとへと向かうのだった。

チャーリー絶体絶命のピンチ。

しかし、エンジェルたちは決してあきらめることはない。

エリックの乗るヘリを爆破するのであった。

爆風に巻き込まれたエンジェルたちが目をさますと、そこはチャーリーの家だった。

やっとチャーリーに会えるとドキドキする３人であったが、

うまく煙に巻かれて、結局は会えず仕舞い。

それでもチャーリーが無事であったことに満足した彼女たちは

ボスレーと一緒にバカンスを楽しむのであった。





チャーリーズ・エンジェルのシリーズは、

１９７７年から、１９８２年にかけて日本テレビ系列で放映された。

そのときのタイトルは「地上最強の美女たち！チャーリーズ・エンジェル」

というものだった。

エンジェルは時代によって変わるが、

ケイト・ジャクソン、ファラ・フォーセット、ジャクリーン・スミス、

シェリル・ラッド、シェリー・ハック、タニア・ロバーツらが演じていた。

特にファラ・フォーセットは特に美しかった印象がある。

ファラ・フォーセットとキャメロン・ディアスの共通点はブロンド・ヘアー。

どうやら、自分は金髪好きのようだ。

それとも

たまたま魅力的に感じる人がブロンドだったに過ぎないのだろうか・・・。








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