温故知新

４月２５日は、「カレーラーメンの日」。

日本で人気を二分する絶対王者的な存在のカレーとラーメン。

そんなカレーとラーメンが強烈なタッグを組んだとあっては、

美味しくない訳がない。

「カレーラーメンの日」は、

「室蘭カレーラーメン」ブランド化支援授業実行委員会の設立の日なのだそうだ。

室蘭とは、北海道にある都市の名。

「室蘭やきとり」という名の名物料理もある。

豚肉とタマネギしか使用していないにも関わらず、

「室蘭やきとり」という謎のネーミングの料理だ。

室蘭に限らず、北海道では串焼きの総称として「やきとり」と称することが多い。

今では区別して「豚串」などと呼ぶ場合もある。



話はそれてしまったが、「カレーラーメンの日」は全国区ではない。

あくまでも北海道限定。いや室蘭限定の「カレーラーメンの日」なのだ。





では、今日も映画の紹介をしよう。

本日紹介するのは「イン・ハー・シューズ」。２００５年公開。

主演は、キャメロン・ディアス。







姉のローズ（トニ・コレット）は容姿はいまいちだが頭は良い。

プリンストン大を出てフィラデルフィアの大手法律事務所に勤める弁護士だ。

冴えない彼女だが、奇跡的に事務所のハンサムな上司ジムとつきあっている。

服のセンスは全くないが、靴選びだけにはセンスがある。少女時代はいじめられていた。



そんな彼女のアパートに、

実家を追い出された妹のマギー（キャメロン・ディアス）が転がりこんできた。

妹のマギー容姿端麗で少女時代は人気者だったが、

学習障害で特別クラスに入れられ、だんだん周りから取り残されていく。

よってくる男の子はみんなマギーの体が目当て。

働き始めても学習障害のせいで、簡単な仕事でも長続きしない。

高校卒業から１０年経っても地に足のつかない生活を送っていた。



しかし、そんな彼女だが、服選びだけは天才的な才能を持っていた。

ローズは上司の恋人ができたばかりでマギーの存在は迷惑だったが、

姉として放り出すわけにもいかない。



ある日、ローズが出張から戻ると、家は大荒れで、

しかもローズは自分の恋人とマギーの浮気現場を目撃してしまったのだ。

あまりの怒りにとうとうマギーをアパートからたたきだしたのだ。

行くあてのないマギーは、

母の死後、音信不通になっていた祖母エラに会いにフロリダに向かうことにした。

マギーがフロリダに着いて彼女を訪ねると、

エラは老人ホームで世話役をしながら暮らしていた。

家族と絶縁していたことに罪悪感を抱くエラは、

これで埋め合わせができるとマギーを歓迎するが、

マギーはエラの金を盗もうとしたのだった。

エラはマギーに施設内の介護の仕事をするように言い渡した。

そこでマギーは、盲目の元大学教授（ノーマン・ロイド）と出会い、

詩の素晴らしさを教わり、自分のコンプレックスであった難読症の克服を始めた。

この出来事をきっかけに大きく変わっていくマギー。

一方、ローズも自分を見つめ直す生活を送る中で、

元同僚のサイモン（マーク・フォイアスタイン）と愛を育む。

やがてフロリダでローズとマギーは再会して仲直りするのだった。

フィラデルフィアに戻ったローズは、

エラの靴を履いてサイモンと結婚式を挙げるのだった。





この映画のタイトル「イン・ハー・シューズ」は、

「彼女の靴の中」という意味ではもちろんない。

日本語の意味で言うと「彼女の立場になって」という意味だ。

他人の立場になって、物事を真剣に考えているのだろうかということを

考えるいいきっかけになった。

もっともっと人のために、生きられるように努力をしていきたい。






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