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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(神奈川編)
横須賀の沖合約1kmのところには、東京湾唯一の自然島である猿島が浮かんでいます。
三笠記念艦の横から猿島航路の船に乗って、約10分ほどの距離です。 (ちなみに三笠記念艦で10%の割引券をもらえます) 船から見た三笠記念艦。 猿島は無人島ですが、海水浴やバーベキュー、釣りをする人で賑わっていました。 猿島桟橋 砂浜はこの付近にしかないため、ここだけは異様に盛り上がっています。 東京湾防衛のために海堡や台場などの人工島が造られたくらいですから、自然島である猿島にも防衛のための施設が造られ、島全体が要塞のような感じです。 露天掘りの幹道 レンガ造りの弾薬庫 ちなみにレンガの積み方には「フランス積み」と「イギリス積み」があるそうで、猿島のレンガは「フランス積み」だそうです。(フランス積みは珍しいとのこと) さらにはトンネルがいくつか掘られ、こちらもレンガ積みとなっていました。 カップルが自然と手をつないで歩くことから、「愛のトンネル」と呼ばれているそうです。 猿島には幕末に台場が築造され、明治に入るとレンガ積みの要塞や砲台が置かれて、東京湾の防衛拠点としての役割を果たしてきました。 砲台跡 島の北側には洞穴があり、弥生時代には住居として使われていました。 日蓮洞窟 日蓮が流れ着いたとの伝説から、この名前が付けられました。 (崩落の危険があるため立入禁止となっており、奥まで入ることはできませんでした) 砂浜があって賑やかな南側とは対照的に、北側は静かな岩場が続いています。 水平線上には房総半島の山並みを望むことができました。 房総半島 こちらは三浦半島。 防衛大学の学生はここを遠泳で渡ってくるそうです。 猿島の航路はいくつかあって、今度は猿島から観音崎へと船で渡って行きました。 観音埼航路から見た猿島 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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