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カテゴリ:山登りと山歩き
二俣尾から枡形山城、辛垣城を経由して、コース最高峰の雷電山まで来ました。
雷電山で折り返して、枡形山からの合流点までは来た道を戻ることになります。 途中で辛垣城との西側の分岐点に差し掛かりましたが、いくらなんでも1日に辛垣城に2回行くのは行き過ぎなので、今度はそのままハイキングコースを直進していきました。 ハイキングコースは辛垣山のピークを避けるようにトラバースしています ハイキングコース沿いにも辛垣城の曲輪の跡が残っており、下からだと堀切や竪堀の様子もかえってよく見えました。 コースは尾根伝いに通っているのですが、標高がさほど高くないこともあって、ずっと植林帯の中を行く感じでした。 それでも樹林帯の切れ間に差し掛かると、右手には奥多摩の山並み、左手には奥武蔵(秩父)の山並みを眺めることができました。 奥多摩方面 奥武蔵(秩父)方面 樹林帯が大きく途切れたところに差し掛かった時、150mほど先の左手の灌木の中に、動くものがいました。 頭は灌木の中に隠れていたのでよくわからないのですが、動物であることには間違いないようです。 下半身が黒かったので、「もしや」と思い身構えたのですが、灌木から現れた姿を見てみると、上半身は白くておまけに角が生えていました。 なんとそこにいたのはカモシカで、気付かれないように早足で近づいてみたものの、すでにハイキングコースを横切って右手の樹林帯の中に入ってしまいました。 写真だとわかりづらいですが、カモシカがいます。 山の中を歩いている時、野生のサルやシカに出会うことはありますが、山の中でカモシカに遭遇したのは初めてでした。 実は野生のカモシカを見たのは初めてではなく、ちょうど6年前、秋田久保田城の千秋公園で見たことがあります。。 2007年4月千秋公園にて この時はこんな市街地にカモシカがいるとは思ってもおらず、超大型のレトリバーかと思っていました。 野生のカモシカも現れるような青梅丘陵ハイキングコースですが、エスケープルートがいくつもあるので、手軽にアプローチ出来るコースです。 成木方面との分岐点であるノスザワ峠 また、尾根の南側をJR奥多摩線が通っているため、青梅駅以西の各駅からアプローチが可能です。 石神前駅方面との分岐点 物見山より先では、いくつかピークを越えたのですが、いずれも巻き道があったので、大きくアップダウンすることはありませんでした。 さらに宮ノ平駅との分岐点あたりからは、ハイキングコースの様相も突然変わり、急に道幅が広くなってきれいになりました。 青梅市内に近づくにつれて標高も低くなり、市街地も近くに見えるようになってきました。 矢倉台付近 その名の通り戦国時代にはこの付近に櫓台があったようで、辛垣城と勝沼城を結ぶ警戒ラインでもあったようです。 ヤマザクラもきれいに満開していました。 標高はさらに低くなり、市街地が近づいて来ると、クルマの音や駅のアナウンスまでも聞こえるようになりました。 現実の世界に戻ってきた気がします。 四阿などの人口の建造物も目にするようになったのですが、コース脇に神社の社殿もありました。 青梅金刀比羅宮です 社殿裏の北側(ハイキングコース側)にある玄武像 掲題の八重桜 金刀比羅宮のあたりは青梅市街地のすぐ北側になるため、行き交う人の様相も変わってきました。 分岐点もさらに多くなってきたのですが、ハイキングコースというより、地元の人の散歩道といった感じで、普通に犬を連れている人もよく見かけました。 やがてハイキングコースもコンクリートの舗装道となり、さらにはアスファルトの舗装道に合流しました。 ハイキングコースの終点、青梅鉄道公園です。 デゴイチ 城もさることながら、SL好きでもあります。 シリンダーから生み出す力強いストロークには、芸術的な機能美を感じます。 それでも実はデリケートな乗り物で、SLを乗りこなす機関士のやりとりは、匠の技を感じます。 グーグルアースで見た今回のコース お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/03/22 09:24:46 PM
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