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カテゴリ:山登りと山歩き
駒ヶ岳ロープウェイを終点の千畳敷駅で降りると、目の前に千畳敷カールが広がっていました。
残雪にお花畑と、まるで絵に描いたようなアルプスの光景です。 アルペンホルンとヨーデルで始まるあの名作のオープニング曲が、今にも聞こえて来そうでした。 (この景色にはクララのみならず、ロッテンマイヤーさんもビックリでしょう) 千畳敷カールには登山道と遊歩道がついていて、遊歩道を散策することもできます。 遊歩道と登山道の起点、駒ヶ岳神社 八丁坂の手前で遊歩道は再び下へと下りて行き、登山道の方は八丁坂から乗越浄土へと向かいます。 振り返ると千畳敷カールの向こうには、南アルプスの山々が連なっていました。 画像にすると水平線のようですが、甲斐駒・仙丈ヶ岳・北岳(白根三山)などが一望できます。 (思えば仙丈ヶ岳に登ったのはもう3年前のこと、そして来月はあの甲斐駒に登る予定です) 梅雨の期間中にも関わらず、この日は神がかったような天気で、雲海どころか雲一つありませんでした。 南アルプスのみならず、後で見ることになる北アルプスにも雲一つかかっておらず、この日の日本アルプスはどこも最高の眺望だったことでしょう。 八丁坂では雪渓を渡る場所もありましたが、アイゼンを装着するほどでもありませんでした。 残雪の切れ間にはお花畑が広がり、少し遅い春を迎えたような気分です。 シナノキンバイでしょうか。 こちらはチングルマ 途中で振り返ると、ホテル千畳敷がはるか小さく見えていました。、 西側の斜面の向こうに見えるのは、空木岳の山頂でしょうか。 それにしても遠近感がないのは、日本アルプスの「あるある」です。 この後木曽駒ヶ岳山頂まで往復し、再び千畳敷カールへと戻ってきました。 千畳敷カールの底の部分、ホテル千畳敷から遊歩道を降りた剣ヶ池付近は、千畳敷カールのビューポイントにもなっています。 剣ヶ池付近から見た千畳敷カール 午後になって撮影したので、宝剣岳のシルエットが逆光になってしまいました。 剣ヶ池 水があるのかわからないほどの透明度でした。 このままアルペン気分でずっといたいと思うほど、千畳敷の眺めは素晴らしかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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