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テーマ:城跡めぐり(1258)
♪時はめぐり また夏が来て あの日と同じ流れの岸♪
ということで、「杜の都」仙台にやって来ました。 仙台城の大手口、「大橋」から見た広瀬川 仙台城を訪れるのは4,5回目だと思いますが、いずれも季節は「青葉城恋唄」と同じ夏でした。 まさに青葉城の名にふさわしい季節です。 前回仙台城を訪れたのは10年前のことで、その間に地下鉄東西線が開通したおかげで、アクセスは便利になりました。 国際センター駅で地下鉄を降り、今回は少し遠回りして仙台市博物館のある三の丸から本丸を目指すことにしました。 三の丸の大手口には、唯一現存する巽門が建っていましたが、空襲により焼失してしまったそうです。 三の丸虎口 巽門跡 礎石の跡が残っていました。 三の丸外堀は、「長沼」として現在も残っています。 工事中のようでした。 三の丸の跡は仙台市博物館の敷地となっており、屋外にも展示物が置いてあります。 伊達政宗像 本丸にある騎馬像が有名ですが、現在の騎馬像は昭和37に再建されたものです。 元々の騎馬像は太平洋戦争で徴収され、後に上半身だけが見つかり、ここに展示されています。 三の丸から本丸へ向かう登城道の途中には、清水門の石垣が残っています。 清水門石垣 清水門の名前は湧き水に由来しており、1613年に伊達政宗が大和から榧森又五郎を仙台に招き、この湧き水を使って仙台藩御用の酒蔵を建てた場所でもあります。 三の丸西側からの登城道を上がると、途中で交通量の多い車道と合流します。 現在灯篭の建つこの場所には、かつて「沢門」が置かれていました。 沢門からは車道を下り、北側の大手門の方に降りてみました。 途中には中御門の石垣と桝形が残っています。 さらに車道を下ったかつての大手門には、復元された大手門の脇櫓があります。 脇櫓 大手門と共に現存する建造物でしたが、昭和20年の空襲により大手門と共に焼失してしまい、昭和42年に復元されたものです。 仙台駅の東北新幹線発車メロディーはこの曲です。 大河ドラマ「独眼竜政宗」では、さとう宗幸さんが支倉常長を演じていました。 三の丸の仙台市博物館には、その支倉常長のレリーフが屋外展示されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/07/03 07:51:42 PM
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