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テーマ:最近の出来事(575)
カテゴリ:事件
11月末の日曜早朝、電話の音で目が覚めました
「○○救急隊ですが…」 早朝バイクで出かけた夫が事故で救急搬送されたというのです 慌てて電話で聞いた東京多摩地区の病院へ電車で向かいました。 電話では詳しい状況は聞けなかったので、どんな状況なのか全くわかりません。 でも自宅の電話番号を自分で言ったのでしょうから、そんなに大変な事ではないのかも… 自分で帰れないから迎えに行く感じなのかな… タクシー料金、かなりかかるだろうな…^^; あれこれ考えつつ、2時間強かかってやっと到着すると、とんでもない現実が待っていました。 控室にやってきた救急医から話を聞くと、右折する自動車とぶつかったそうで 右上腕骨、左橈骨、左大腿骨、背骨、骨盤を骨折しているとのこと。 幸い内臓や脳は無事のようでしたが「重症です」と言われました。 この後緊急手術をするとのことで、執刀する整形外科の先生からも説明がありました。 一度にやったらとても1日では終わらないほどの骨折なので、 まずは内蔵などを傷つけないための緊急の固定手術を行い、 その後体力の回復状態などをみて順次手術するとのことでした。 麻痺が残る可能性もあるとも言われました。 手術前、少しだけ夫と会うことができました。 仕事関係の伝言などを聞かされるほど意識はしっかりしているようでしたが、 事故時の記憶はないとの事でした。 「景色が二重に見える」なんて恐ろしいことも言ってました。 3時間ほどの手術の間、 これからどうなるんだろう、手は使えるようになるんだろうか、 歩けるようになるんだろうか、目は大丈夫なんだろうか、 仕事はできるようになるんだろうか、運転はできるようになるんだろうか、 この年齢で介護生活になってしまうのか… 色々な事を考えてしまいました 翌日、早速左橈骨と左大腿骨の手術となりました。 開始時間未定とのことで11時頃から病院で待機していましたが、始まったのは18時半頃。 22時近くまで待機しましたが、帰れなくなってしまうので、 終わったら連絡をもらうことにして帰路につきました。 無事終わったと連絡がきたのは、帰宅途中の23時半頃でした。 3日空けて骨盤、さらに4日空けて右上腕骨の手術と続きました。 背骨は手術しないでいいことになり、これで手術は終わったかと思ったのですが 翌週になり骨盤に入れたスクリューの1本に不具合があり、それを抜く手術が追加されました。 計5回もの手術となりました。 最後の手術前日に、担当医から改めて最初からの詳しい話を聞きましたが 3D画像を見ると裂けたように折れている骨もありました。 骨盤の折れ方次第で内臓を傷つけていたら命はなかったかもしれませんでした。 麻酔科の先生から説明を受けた時も、 肋骨が折れて肺を傷つけたりしなくて良かったと言われたし、 色々な説明を受ける毎に、かえって恐ろしさが増しました。 私の方は、事故当日から色々なところへの連絡や手続きに追われました。 警察からは信じられない事実を聞きました。 事故現場は右折レーンが2車線もある大きな交差点。 相手の方は右折信号が出ている状態で右折し、夫側は赤信号だったのに直進したというのです。 ブレーキをかけた様子もなかったとのこと。 相手の車のドライブレコーダーに映っているそうですし、 目撃者もいたそうなので間違いないでしょう。 ぶつかった時の記憶がないと言っていたのは、居眠り運転だったのか… 「即死でも不思議ではないくらいの事故」と聞かされ、ぞっとしました 相手の方に電話すると、車は全損だそうですが、けがはないようでしたし こちらを気遣ってくれるような方でほっとしました。 他にも両方の自動車保険会社や、バイクをレッカー移動して保管している会社や バイクの購入先、健康保険組合、生命保険会社など、色々なところに電話したり、電話が来たり… 困ったのは夫の職場です。 夫は兄・妹と従業員一人で小さなお店をやっています。 事務的な事は夫が取り仕切っていたので、兄達がわからないことがたくさんあったのです。 ICUではスマホも持たせてもらえません。 手術のたびに、手術室へ移動しながらのわずかな時間だけ本人と会わせてもらえるのですが、 本人の体を気遣うよりも仕事に関しての連絡で精一杯でした。 2週間でやっと一般病棟に移り、スマホで連絡が取れるようになりました。 ただ通話は決められた場所でしかできず、まだ自分で動けないので必要最低限しかできませんが、 LINEなどは病室でできるようになり、仕事の連絡も少しはできるようになりました。 ただ手術はもうないので、面会は当分できず、洗濯物なども受け渡しのみです。 落ち着いてきたら自宅近くのリハビリができる病院へ転院する方向で進んでいますが そこでの入院も3か月くらいかかりそうです。 夫の方は少しずつリハビリが始まっているようです。 目の見え方が普通に戻ったと聞き、ほっとしました 私の方は、バイクの処分の事や転院先の事など、まだまだバタバタの日々を過ごしています。 フロントガラス 川崎ZX1000W忍者1000 ABSのためのナショナルサイクルフェアリングフロントガラス低暗 National Cycle Fairing Windshield Low Dark for Kawasaki ZX1000W Ninja 1000 ABS お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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