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カテゴリ:つれづれ
昨日、一昨日とコメントをいただいているのに返信ができず申し訳ありません。
一昨日は会社の電話会議で夜中の12時まで議論。そうは言っても11時からはダウン寸前で、先方の言いなりでした。まあ10人くらいのミーティングですから一人黙っていても気づかないはず(笑)。会議進行の方向性も良かったですしね。 2年前のプロジェクトで知り合ったイギリス人の同僚がプライベートで日本に来ています。そこで昨日は双方の家族連れで夕食を楽しみました。彼はお母さんとの二人旅、親孝行ですね。お母さんは私の母と同じくらいの年でしょうか。終盤でありながら旅の疲れも見せず元気でした。 息子にとっては2回目の、娘にとっては初めての英語での食事。息子は緊張からか全ての英語を忘れたようですが、娘が私と英語の冗談を交わしているため英語で対応していたのには驚きでした。やはり女の子の方が言語能力は高いのでしょうか。ただ英語と日本語が入り交ざって面白かったです。 息子も娘も先方のお母さんに気に入られ(息子は最後は手をつないで歩いていました)「本を贈ってやる、しかも年に何冊も」といってくれました。最初は冗談かと思っていましたが、どうやら本気。年に何冊もだと御礼が難しくて少々困りそうです。 別れ際に「その代わり英語で手紙を書いてね」って。 え、英語で?日本語でも難しいのに?まあ、あとは家内に任せたいと思います。 二人で東京(相撲)、箱根(温泉)、小田原、京都、大阪、姫路、神戸を2週間で回るという強行軍だそうで、色々面白い話を聞きました。 彼らにとって不思議だった光景は、 ★ 昼から夜までスーツを着た人だらけの東京、特に昼間の光景が異様 ★ 毎日のように現れる修学旅行 ★ 自動販売機(イギリスに輸入して欲しいといっていました) ★ 日本料理の見た目の美しさ ★ 日本旅行の難しさ 観光に力を入れ始めている日本ですが、海外からの旅行者に対する配慮にはまだ改善の余地がありそうです。例えば英語のインストラクション。渋谷にはあるが新宿には無い、東京駅でさえも路線によっては英語の説明が無いそうです。私たち日本人には気が付きにくいことですよね。京都や大阪市の方がましだそうです。あとクレジット・カードが使いにくい。イギリスではPINコードと言うものを使いサインレスになっているらしいのですが、日本で暗証番号を求められPINコードを入力すると動かない。お金が出てこないと嘆いていました。PINコードと日本の暗証番号は違うのでしょうか。 そこで今回の食事は彼のカードで清算、私たちが彼らにキャッシュで割り勘分をはらうことにしました。これで少しは日本円が手に入り、彼らも助かるはずです。 訪れた中では箱根が最高だったそうです。彼らが言う小涌園という発音がわからなくて苦労しました。食事が次々に出てきた(懐石)のがアトラクションのように楽しかったようです。日本の「えび」は上手いとか、料理に関してはご満悦のようです。ちなみに昨日は居酒屋だったのですが、お母さんはコーヒーゼリーが最高だったそう。こんなゼリーどこにでもあるのかと思っていたら少なくともイギリスでは珍しいようです。 ちなみにこの居酒屋で合コンをしている人たちがいました。イギリスのスタイルと違うので二人は興味津々。独身の彼も入れて欲しいとお母さんがジョークか本気かわかりませんが言っていました。 彼とのプロジェクトは昨年末で終わり。彼は導入したシステムの一番のエキスパートですから世界に70以上ある工場のサポートチームに。私はシステム・エンジニアといいながらプロジェクト・リーダーと言う立場ですから、彼との接点は少なくなってしまいます。日本旅行中と言う貴重な時間に私たち家族を招いてくれた彼にとても感謝しています。 あと居酒屋で暴れまわっていた息子と娘を優しい目で見守ってくれていた周りの皆さん、早朝からまた酒臭いおじさんに横に立たれた女子高生の皆さん、ご迷惑をおかけしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 3, 2005 08:57:32 PM
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