住まいの閑話

　　今朝のTVで｢東京の地下水利用法」ということについて放送していました。
　　伊○ハム東京工場の地下水から基準値を超えるシアン化合物が検出されたことから、都内の地下水利用はどのようになっているのか調べる内容でした。
　　中でも興味を引いたのが、地歴についてでした。水質に直接影響を及ぼす土壌を地歴を調べて確認でき、自分の住んでいる土地の過去について知りたいと思っている人が多いとのことでした。
　　家を建てるときも地歴は重要になってきます。その土地が昔田んぼだったとすると水捌けが悪く軟弱な地盤で地盤改良が必要になってきます。またその土地が埋め立てられてできた場所か以前は工場があったなどを地歴によって確認できます。
　　地歴は図書館に置いてある住宅地図をさかのぼって見ていけば調べることができます。住宅地図がないほど古い地歴は地元の人たちに直接聞くとわかります。
　　地歴を調べていくと自分の住んでいるところがむかしは川だったり、その土地の地名のいわれがわかったり面白い発見をすることもできます。
　　土地探しのために調べるのもいいですが、今住んでいる所について調べるのもいいものです。