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テーマ:吹奏楽(3410)
カテゴリ:レッスンの話
昨日の日記で、バズについてたくさんの反応をいただきました。
ありがとうございます。 私は初心者に指導する際に「バズィング」は絶対教えないようにしています。 私なりに考えるバズの悪い点をまとめてみます。 1)初心者がバズィングに挑戦する場合、唇をおもいっきり閉じて息でこじ開けるように音を出そうとするため、相当な力を必要とする吹き方になりやすい。 2)特にあごの下側の筋肉に力を入れることを覚えてしまう。 一旦ここに力を入れて音が出ることを覚えてしまうと、この場所の脱力を指導して行く際に音の出ない時間が長くなる。(我慢できずにまた力を入れるようになってしまう) 3)バズやマウスピースだけで音を出すことは、楽器をつけたときの音出しと違うんだということを理解させづらい。 バズから始める=力を入れる となる気がして教えられません。 全く別もの(批判覚悟です)だということを理解できる年齢(高校生以上?)なら問題ないとは思いますが、全くの別ものを練習する意味があるのか?という別の疑問が生まれます。 私もバズから音出しを教えられた一人です。「楽器を吹くときにバズなんかしてないんだ」ということに気付くのに結構時間がかかりました。 そういう苦労をさせたくないと思い、導入部でのバズの全否定というスタンスで教えています。 ちょっと強く書いたので反論のある方も多いと思います、【息のスピード】に続きこれも○か×かだけでは結論が出ない問題だと思いますが、あえて書かせていただきました。 ご意見をお寄せください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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