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カテゴリ:’12ドラマ
初回視聴率は、17.3%(関東地区)でした。 評判良かったので、もう少し高いかと思ったのですが、3連休だったせいか、思ったほどではありませんでした(汗) 初回の視聴率は、前作の影響も受けるので、悲惨だった「江」(最終回視聴率19.1%、平均17.7%)と、もっと視聴率的に悲惨だった「坂の上の雲」(最終回視聴率11.4%、第3部平均11.5%)の後だから、不利だったと思います。 それに、連休中はいつも視聴率が下がるので、その影響もあったでしょう。 ちなみに、昨年の『江』の初回は21.7%、2010年の『龍馬伝』初回は23.2%でした。 歴代大河ドラマの関東地区での初回視聴率としては(調査方法が現在とは異なるものも含む)、1989年の『春日局』14.3%、1977年の『花神』16.5%に次ぎ、1972年『新・平家物語』17.3%と並ぶ過去3番目の低視聴率だそうです。 初回20%を割り込んだのは、2006年の仲間由紀恵さん主演『功名が辻』の19.8%以来。今世紀に入って最も低い数字となってしまいました。 でも、『平清盛』、評判が良かったので、今後、視聴率も上がるだろうと期待しています♪(^^)
平清盛なのに、まさか、源頼朝(岡田将生)で始まるとは思わなかったので、驚きました。 掴みはOKでしょうか♪(^^) 頼朝が平家を滅ぼし、「平清盛なくして、武士の世は来なかった」と、敵ながら清盛を偉大な武士として回想するという始まり方でした。 「語り」も、頼朝役の岡田将生君(22歳)でした。 頼朝目線で、清盛を描くという事のようですね。 大河ドラマ史上最年少の語り担当だそうです。 年はともかく、男性の語りというのは、珍しい気がします。 岡田君は好きですが、ちょっとまだ馴れないので、変な気がしました(^^;) きっとすぐに馴れるでしょう♪ (『龍馬伝』も男性の香川さんだったそうです。あれは違和感、感じなかったですが(^^;))
こんなに松田聖子さんが沢山登場するとは思わなかったので、それもびっくりでした。 祇園女御と乙前(おとまえ)を同一人物とするのは、このドラマの脚本家、藤本有紀さんのオリジナルだそうです。
白河法皇(伊東四朗)、やはり嫌な人ですね。 自分の子を産んだ舞子(吹石一恵)を殺してしまいました。 いくら鳥羽上皇(三上博史)に嫁入りした娘、璋子(たまこ)(檀れい)が病気で、陰陽師が舞子の「腹の子は王家に災いをもたらす」と言ったとはいえ・・・ 白河法皇は璋子の義父なのに、璋子と肉体関係だったんですね(^^;) 嫁入りした後も関係は続いていたようです(汗)
璋子が治ったから舞子を許して欲しいと祇園女御が頼み、平忠盛(中井貴一)も殺さぬよう頼んだのですが・・・ 血の繋がる子供は殺さないものの、母親は殺す事にし、忠盛に殺すよう命じました。 忠盛は、それまで逃げていたた舞子を匿ってきたので、情が生まれ、斬れませんでした。 舞子は「良き名をつけてください」と忠盛に言い、殺される道を選びました。 沢山の矢で射られてしまいました。 お気の毒でした。。。
忠盛は、その子を引き取り、平氏の子なので、「平太」と名づけました。 これが後の清盛です。
忠盛は、優しく厳しく育ててくれました。 平太(前田旺志郎)は少年になりました。 忠盛「心の軸が体を支え、体の軸が心を支える。 少し難しかったかな?」 平太「私もなりとうございます。父上のような立派な武士に」 それを心の軸として、しっかり体を鍛えるよう、忠盛は言いました。
平太は、たまたま会った兎丸(前田航基)に、おまえは忠盛が王家に取入るために法王様から貰い受けた子だと言われてしまいました。 それで、もう一人の母のように育ててくれた祇園女御に、自分は誰の子か聞きに行きました。 丁度、白河法皇が来ました。 平太は白河法皇に名を名乗りましたが・・・ 白河法皇「犬の子が入り込んでおるぞ。汚らわしい。早う、つまみ出せ」 と言い、全然、愛情なさそうでした。
この件を知った忠盛は、仕方なく平太に、おまえと血を分けた父は法皇様だが、おまえは平氏の子だと言いました。 忠盛「今のおまえは、平氏に飼われている犬だ。 俺の元におらねば、生きてはゆけぬ弱い犬だ。 死にたくなければ、強くなれ」
当時、まだ武士は「王家の犬」と蔑まれていた時代です。 平忠盛も、朝廷の命令のまま、盗賊などの捕縛や殺害などの汚れ仕事を行っていました。 でも、今回、中井さんの忠盛、素敵だったです♪ 今回は、まだ忠盛が主役のようでした。
歴史に疎い私は、清盛がこんな複雑な環境で生まれ、白河法皇の子だったとは知りませんでした(汗) このドラマの宣伝で初めて知りました(^^;)
語り「しかし、既に清盛の戦いは始まっていた。 清盛の最初の戦いは、2人の巨大な父との戦いだった。」 (続く)
父というのは、一番の壁かもしれませんね。 最初と最後の方で、チラッと松山ケンイチ君が映りましたが、次回、早くも、平太(清盛)、松ケンに代わるようです。 松ケン、好きですが、やはり、子役からの交代、早いですね(^^;) 松ケンに代わってから、どう変わるでしょう? 今年こそ、大河らしいドラマを期待します♪(^^)
【原作・脚本】 藤本有紀 【音楽】 吉松隆
【初回粗筋】 (Yahooテレビより) 1118年京都。300年の平安を誇った貴族の世も乱れ、武家・平氏の嫡男である平忠盛(中井貴一)も、朝廷の命令のまま盗賊の捕縛を行う汚れ仕事を行っていた。そんなある日、忠盛は物乞い姿のひとりの女と出会う。その女・舞子(吹石一恵)は、時の最高権力者・白河法皇(伊東四朗)の子を腹に宿していた。不吉な子として殺されることを恐れ、逃げてきた舞子を、忠盛は納屋にかくまう。その腹の子こそが、後の平清盛であった。
【主要登場人物】 平氏一門 主人公平 清盛(平太→平清盛)・・・松山ケンイチ(幼少期:前田旺志郎) 平氏一族
平氏の女性達
平氏家臣
源氏一門源氏一族
源氏家臣
頼朝関係
朝廷白河院関係
鳥羽・後白河院関係
藤原摂関家
その他の貴族
その他
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