今晩９時からのfmGIG『ムーンライトブレイク水曜日』（毎週水曜夜９時～１１時）のコーナー『ビっツ!講座・早口寸劇』で使用される台本を公開します！
さて、ＤＪマリさんとビっツ!田中さんはこのキャラどう演じるのか？
早口言葉はちゃんと言えるのか？
この台本と見比べながら聴いていただければと思います。


〈登場人物〉

　　　スピリチュアルカウンセラー　マリエ　　マリさん
　　　ボンビっツ先生　　　　　　　　　　　　ビっツ!さん

※キャラ作りはお二人にお任せしています。
　セリフはご自身の口調（京都弁）に直していただいてます。必ずしも台本どおりではありません。
※【　】内が早口言葉になります。
　早口言葉は短文は３回繰り返し、長文の場合は１回でも可としてます。
※ポルトガル語講座の内容はビっツ!田中さんにお任せしています。
※生放送ですので放送時間の都合にあわせて一部編集される場合があります。

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　　　○京都市三条商店街の露地
　　　　あるビルの前

　　　ＳＥ（商店街の雑踏）

ボ先生「うーん、このへんやと思うんやけどなぁ‥‥、
　　　　ポルトガル語講座の生徒に教わったお祓い師はんのいるとこは‥‥。
　　　　あっ！ここや、ここや」

マリエ「迷える者よ、いらっしゃ～い。
　　　　スピリチュアルカウンセラー　ミワ・エハルの館にようこそ」

ボ先生「へ？‥‥美輪？‥‥江原？」

マリエ「ちゃう！ミワ・エハルや！
　　　　霊感に目覚めた時に高級な霊より授かったありがた～い名前です」

ボ先生「ミ‥‥エハ‥‥」

マリエ「見栄晴（みえはる）と間違って呼ばんよーに！　そこ注意してください」

ボ先生「お祓い師はんやと聞いて来ましたんやけどなぁ、
　　　　スピリチュアルカウンセラーって何でっか？」

マリエ「もし、あなたに悪い霊が憑いているなら、
　　　　私がその霊と対話しながら諭（さと）し、鎮めて、除霊してあげるのが
　　　　このスピリチュアルカウンセリングの館
　　　　【スピリチュアル　バーチャル　マニュアル　リニューアル】です。
　　　　先日リニューアルオープンしました。
　　　　さあ、後に続いて」

ボ先生「【スピリチュアル　バーチャル　マニュアル　リニューアル】って、
　　　　なんで復唱せなアカンのですかぁ？」

マリエ「宣伝のため‥‥あ、いえいえ、
　　　　言葉には言霊（ことだま）といって、精霊が宿っています。
　　　　霊感の強い私が発する言霊には、さらに強い霊力があります。
　　　　その言葉を復唱することによって、わずかながら自（おの）ずと
　　　　除霊効果が得られるのですよ」

ボ先生「そうでっかぁ。　どないしてそないな力に目覚められはったんでっか？」

マリエ「【滝打ち体験　耐寒　大願成就　体感修行】など、辛い修行をしました」

ボ先生「【滝打ち体験　耐寒　大願成就　体感修行】でっか。えらいことしまんなぁ」

マリエ「そして【バンジージャンプのルーツ　バヌアツでバンジー　万事休す】の
　　　　恐怖でついに目覚めました」

ボ先生「【バンジージャンプのルーツ　バヌアツでバンジー　万事休す】って、
　　　　そないな所まで行ったんでっか？　それ原住民の成人の儀式でおまへんかぁ」

マリエ「それでは、まずあなたの霊と会話してみましょう。
　　　　ひー、ふー、みー、よー、いつー、むー、なな、やー、ここのたり。
　　　　おお！？‥‥あなた‥‥日本人じゃありませんね？」

ボ先生「って、今頃かいな！？　ひと目みれば分かりますやろ？」

マリエ「もう、いちいち細かいことを気にすると負の波動が増えるわよ！」

ボ先生「へ？‥‥もしかして、どっかで会うてまっか？　そういや誰かに似てまんなぁ‥‥。
　　　　あ！　マリーのアトリエの‥‥」

マリエ「マリーちゃう！マリです！　マリのアトリエのマリは私の妹です。
　　　　そして私の本名はマリエです。ちなみに上にもう一人マリアナという姉もいます。
　　　　加持祈祷師（かじきとうし）してます」

ボ先生「はぁ、ご丁寧に説明していただいておおきに。　ちゅうことはでんなぁ、
　　　　【長女に加持祈祷師のマリアナはん、次女にスピリチュアルカウンセラーのマリエはん、
　　　　　三女に占星術師のマリはんの三姉妹】ってことでっか？
　　　　お宅の姉妹は下に行くほど名前が簡単になるんでんなぁ」

マリエ「父が【おしめの始末で散々　三姉妹でしまいにしよう】って、言ってたらしいから、
　　　　だんだん名前付けるのが面倒になったんじゃないでしょうか。って失礼な！」

ボ先生「【おしめの始末で散々　三姉妹でしまいにしよう】」

マリエ「それは復唱しなくていい！　それより、あなたがグダグダ言うから、
　　　　なかなかスピリチュアルカウンセリングが進まないじゃないですか。
　　　　それにあなたの霊もなかなか心を開いてくれなくて会話できません‥‥。
　　　　そうだ！　いつもの仕事の雰囲気にすれば、きっと会話できるようになるかも‥‥。
　　　　あなたはポルトガル語の講師でしたね？」

ボ先生「ええーっ！？　それまだ説明してませんがなぁ！何で分かりましたん？
　　　　それに、嫌な予感がしますわぁ」

マリエ「いいの、時間がないから話の流れを端折（はしょ）ったの。
　　　　じゃあここで、それをやってもらいましょう。そうすれば霊と会話しやすくなるもかも。
　　　　グダグダ言うと地獄に落ちるわよ！」

ボ先生「ひえーっ！ホンマにカウンセラーでっか？　恐っ！
　　　　やっぱ今回もやることになったんでんなぁ‥‥。
　　　　ほな、いつもどおりやりますさかい、マリエはんは生徒の役をやっておくんなはれ。
　　　　ちょっとテンション変わりますけど気にせんといてください。
　　　　ほな、いきまっせ～！」

　　　♪～
　　　（ポルトガル語講座がはじまる）
　　　　　　　↓　　↓　　↓

ボ先生「ここからまたテンションが変わります。
　　　　そんで、どないでっか？霊と会話できたんでっか？」

マリエ「うーん、あなたは‥‥子供の頃
　　　　【ただ　ダラダラと過ごす子だった　だだっ子】だったでしょ？」

ボ先生「【ただ　ダラダラと過ごす子だった　だだっ子】って、それが何か問題でも‥‥？」

マリエ「いや、それしか分からんねん！　霊が強力やねんなぁ。根が深くてなかなか落ちへんねん。
　　　　これはお姉さんのマリアナに頼むしかないわぁ」

ボ先生「そんな風呂のカビのような霊なんでっか！？　早う落としてもらわんと‥‥。
　　　　ワテ来週まで大丈夫でっか？　来週まで持たへんかったらどないしよう」

マリエ「大丈夫。今までの例からすると、１週間程度では害はないです」

ボ先生「ホンマでっか！？　ホンマに信じてええんでっか？」

マリエ「安心して。　霊の害だけに、例外（れいがい）は無いから‥‥」

ボ先生「お後がよろしいようで‥‥
　　　　って、ワテを三姉妹でタライ回しやがなぁ～！　来週は、長女はんの登場でっか～！？」



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