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2005年03月11日
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カテゴリ:日々の暮らし
主よ、変えられないものを受け容れる勇気と心の静けさと変えられるものを変える勇気とその両者を見分ける英知を我に与えたまえ(ラインホールド・ニーバー)
毎朝、拝借?している祈りだ。
私は特定の信仰はしていない。お正月には神社へ行き初詣をし、クリスマスには教会へ行き、暮れにはお寺で鐘を打つ、かなりの浮気モノかも知れない。でもそれは決して悪いことではない(すばらしいと褒められるものでもないが)。例えて言うならば富士山は1つ、でも登山ルートはたくさんあるように、そこら辺は基盤になるものがきちんとしていれば(していれば・・ですよ、実は私はしていない)それでかまわないと思っている。
昨日は、東京大空襲の日だった。生前祖母はよく戦争について、あるいは関東大震災について語ってくれた。辛かったこと、切なかったことなどを。母と祖母はあまり折り合いがよくなかったので、母がいない「お時間限定」で。戦争中は今とは違い食料を確保するのも一苦労だ。家族み~んなお腹が空いている。特に育ち盛りの子どもはたまったものではない。ある日、遠くを見るような懐かしむような穏やかな眼差しでこんなことを話してくれた。「お母さんはね(私にとっての大婆ちゃん、会ったことはないが)、よくお母さんは太っているから大丈夫よ。あなたたちが食べなさいと言ってくれた。そのときはそんなもんかなと思っていたけれど今思うと太っていただけに本当はたくさん食べたかっただろうな・・・でも子どもを思う親心ってこういうことなのかも知れない。だから私にはたくさんの恩がある。こはるんも苦労があるとは思うけれど親を怨んじゃだめだよ。若い頃の苦労はたくさんあったほうがいいさ」。自分の心を見透かされたようでドキッとした。今、祖母はもういない。今はお墓の中にいる。そしてきっとあちらの世界から笑いながら私を見ているに違いない、相変わらずだのう・・・と。
先日、こんな話を聞いた。先般の大津波のときのことだ。その国では象は王様の乗り物として昔から大事にされていた。象の背中にのっかると景色が変る、またあの揺れ心地がいい・・・らしい。そして王様は像の背中に乗りながら街を見渡し、あの辺が今もめごとがあるようだ、とかあの辺が貧しいようだと視察?をしていたらしい。今では王様の乗り物として観光客にも人気があるそうだ。さてそんな象が3・4頭大挙して現われその近くにいた人間を鼻先でひょいひょいっと乗せられるだけ自分の背中に乗せた、そして静かに山の上の方へ移動した。その直後、大津波が発生し、沢山の人が象の背中で一命をとりとめたとか。動物には予知能力があるようだ。またそこで自分だけ逃げずにひょいひょいっと人間を乗せてくれたところに懐の大きさを感じないではいられない。生きていたわけではないので断言はできないが古の昔、ひょっとしたら人間にもこういった予知能力とか直感は備わっていたような気がする。けれども心が荒み、あるいはスピード社会、便利な生活環境などでだんだんとそういった感性が薄らいでいったのではないだろうか。戦争も天変地異もできれば歓迎したくないものだ。大事なことは直面したときに自分がどのような行動を取るか、かなと思う。大婆ちゃんのように、或いは象のように他者を思いやれる懐の奥行きがどのくらいあるか、そしてどれだけ発揮できるか。それは日ごろの生活にも大きく関係しているかも知れない。
話が脱線してしまったけれど、私は「当たり前」のことなど、この世に存在しないと思っている。すべてが「おかげさま」であると思う。例えばの話、「や~めた」と自然界がストライキの1つでも起こし酸素供給をストップしたら、「くたびれたわ~」と太陽がご隠居を決めてしまったら・・・たぶん生きていくことはとても困難だと思う。けれども我が家が貧乏だからかも知れないが今のところ酸素供給料も太陽からの請求書も届いたことがない。何ともありがたいことだ。もし今までの分を一括請求でもされた日には目も当てられないし暮らしていけないだろう。こう言ったことはどんな時代にも変らないものだし、人の心だとかそういったものはそんなにやすやすと変えてはいけない部分とささっと変えないといけない部分があると思う。そんなことを祖母は私に伝えたかったのかも知れない。
我が家では毎年終戦記念日には「さらば対馬丸」というアニメのビデオを観る。「またかよ」と子どもたちは思うかも知れない。けれどもこうるさいおっかさんの百のお説教よりも説得力があるし、私は今こうして幸せに暮らせることにありがたいと思うしそういう心を子どもたちにもリレーしていきたいと思っているから。

まとまりのない日記になってしまってごめんなさい。
読んでくださってありがとう♪





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最終更新日  2005年03月11日 21時28分43秒
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