|
カテゴリ:育児
朝起きたら子どもが今日はお友達とお買い物に行ってもいい~♪とウルウルとした眼差し。いいけどぉ・・・と送り出す。「門限までに帰ってらしゃよ~」と。何故かもう帰ってきた。我が家の門限は5:30。「早いね~」というと照れたように「これお土産だよ」と何やらラッピングされたものを差し出す。もちろん早速開けてみる。エアデールではないけれど大好きな犬のレターセットとハンドタオル。
お小遣いが少ないのに、ありがとうねぇ、お金使わせちゃったね。ごねんねぇ。と言うと「そんなんじゃないよ。お母さんのおかげで高校も無事に入れたし、何もできないけれど使って。このタオル癒し系でしょ!?」言葉につまってしまった。別に高校へ私は裏金を渡したりしていない(笑)。むしろ期限までに入学金を振り込み忘れてあわや入学を取り消されるかも知れないというハプニングを起こした張本人だ。そして合格はもちろん本人の実力とまわりの人の応援があってのことだ。 ありがとう。お母さんはな~んもしていないんだよ。いや、却って何かをすると大体とんでもないことになるだけよ。ただご飯作って(それも時どきあなたに作ってもらっていた、これからもよろしく!)洗濯して(取り込んでたたむのはあなたがやってくれた、今後ともよろしく)掃除して(でもお風呂場はあなたがしてくれた、引き続きよろしくお願いします)・・・ただそれだけなんだよ。早く帰ってきたのはこれから私がバレーの練習に行くためらしい。本当にありがとう。 ありがとう、誰にともなく呟いた。さあ練習に行ってこよう。どんなにがんばっても北京オリンピック代表になることはありえないけれど、でもいつか必ず金メダルをお土産に持って帰ってこよう。ありがとう。 よんでくださった皆さん、ありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|