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カテゴリ:育児
我が家では子どもを育てるときに「これだけは!」という3本柱がある。それは「挨拶・お返事・お片付け」。この3つができれば例えテストのお点がウヌヌでもいいことになっている。簡単なようで難しい。でもこの3つができていればとりあえずどこにでも嫁に行けるかも知れないし会社で雇ってもらえるかも知れない。どちらも保証はないけれど。
子どもたちが小さい頃はこっちから「おはよう」と言っていたが段々と慣れてきたのか最近では「お姉ちゃんおはよう」「ペケちゃんおはよう」「お母さんおはよう」と自分たちから言うようになってきた。 お返事・・ハイハイと言ったらイエローカード。ハイは1度だよんと訂正する。ハイという言葉は私も知らなかったのだが一番美しい日本語だそうだ。今まで「ありがとう」なのかなと思っていたけれど「ハイ」は「拝」に通じるとてもきれいなそして素直な言葉だそうだ。ということでお返事はきちんとしましょう♪ 挨拶やお返事がきちんとできるようになると自然と言葉遣いも整ってくる。もちろん友だち同士では「うざい」とか「ふつうに~でぇ」と今風?の言葉も使っているが電話の応対・目上の人とのやり取りなどではやっぱりきちんとした言葉が必要になってくる。急にはできないので小さいうちから少しずつ。しか~し親である私がお手本となれないのが大きな反省・・・だと今でも思っているけれどまぁ仕方がない。 一番難しいのがお片付けかも知れない。これは子どもたちが歩き初めてマイシューズを使うころから歩けるからには自分で揃えようと教えてきた。初めはもちろん上手にはできない。何度も何度もこうやるんだよとその年代に応じて教えてきた。使ったものは元にすぐ戻す、アンド使う前よりもきれいにしておく。今子どもたちに口を酸っぱくして言っているのがお風呂場だ。入浴前よりもキレイにしてでてくるんだよ~・・・と。今のところできたりできなかったりだけどこれでいいと思っている。だんだんとできてくるのだろう、きっと。 不思議なものでこれ以外のことはあまり口やかましく言わないが何となく自分たちで考えるようになってくる。字をていねいに書いてみようとか物を大事に使おうとか食べ物の好き嫌いを減らしてみようとか・・・ もうそろそろ思春期真っ只中なのであまり口を挟むこともなくなるかも知れない。先日ふっとこんなことを思った。上の子ども今15歳・・・一体あと何年我が家のご飯を食べるのかな?そう思ったら何だか胸がジンとして一食一食を丁寧に作ろう、心に刻み込まれる「お袋の味」があるといいなと。でも案外10年後、今と同じように我が家でご飯を食べているかも知れないけれど。先のことはわからない。だから楽しいのかも知れないし、だから「今」を精一杯生きることが大事なのかも知れない。さぁお昼ごはんだ。今日はカレー南蛮にしよう♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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