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奮闘する「大器晩成」日記

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February 26, 2008
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カテゴリ:政治「物申す!」
 所用があって午後から出かけた。

 そうそう。2月23日の日記に書いた「ご褒美」の内の1つカーナビ「ゴリラ」もすこぶる調子が良い。これまでは携帯の「助手席ナビ」に頼っていたがこれからは「ゴリラ」に頼ろう。ネットオークションで安価に手に入れたものだ。

 出かけた先で家電量販店に寄った。そこのテレビ売り場でたまたま見たのが、例の日教組の教育研修集会の会場使用を拒否したホテル側の記者会見のニュースだった。

 過去の日教組のこの集会では、右翼の街宣妨害が行われることが多く、そのわかりきったことを理由に「宿泊客らの安全を守りたかった」と釈明していた。インターネットのニュースを確認すればホテル側にはメールや書面で約270通の批判が寄せられていたそうで、それに対して「考えを説明したい」とこのタイミングで初めて記者会見した。

 ちょうどテレビでも見ていたが、親会社の西武ホールディングスの後藤高志社長は「憲法は集会の自由を保障しているが、基本的人権ということもある。集会当日と前日には周辺の学校で7000人が受験に臨んでおり、街宣車が押し寄せたら取り返しのつかぬ事態になった」と強調していた。集会が招く混乱については「(予約を受けた時点で)調べておくべきだった。反省している」と述べていた。

 どう考えてもこの話の問題点は、予約を解除した理由にある。右翼の街宣行為は違法性が高いものだ。例えば7000人が受験とか言っているが、そもそも学校や病院周辺ではスピーカーの使用は避けることになっている。これは選挙のときに選管や警察から事前に常識として音量を下げるように言われる。

 となると、ホテル側が懸念したことは警察に取り締まり依頼すれば済むことであって、それでも右翼が我が物顔に街宣行為を行ったのならば非難されるは取り締まれない警察になろう。ホテル側が責任をとるべきことではない。

 そして予約を解除するということはただ単に「暴力に屈した」ことに他ならない。

 ホテルが行った「契約の解除」は集会の妨害という意味で右翼の街宣活動となんら変わらない。もっとたちが悪いのは右翼の妨害に屈していることだ。プリンスホテルはいざとなったら暴力に負けるホテルだということだろう。

 もうひとつの問題は裁判所の決定に従わないことにある。日教組が求めた仮処分では東京地裁、東京高裁ともに使用を命じる決定を出した。しかしホテルは従わなかった。

 当然仮処分には異議申し立てができるが、プリンスホテル側は日教組に使わせないことが目的なのではなくて、街宣車によって周辺も含めて混乱が起きることを避けることが目的だったはずだ。

 であれば日教組側に「使わせない」ではなくて混乱をなくするための具体的なプラン提示を求めるべきだったのではなかったか。それもせずに予約取り消しを行うということはホテルの公共性を鑑みれば許しがたい。

 ちなみにプリンスホテルは日教組組合員の客室190室も予約を解除し、港区から旅館業法違反の疑いで事情を聴かれている。ホテル側は「集会と宿泊は一体となっており、共に解約した」と説明したというが、要するにこのホテルは暴力に屈して「差別行為」も行ったということだ。

 プリンスホテルは「宿泊客の安全を第1」と、さも顧客本位のようなことを主張しているが、不法行為と暴力に屈したという事実は私の記憶から永久に消えない。





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Last updated  February 27, 2008 07:54:55 PM
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