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奮闘する「大器晩成」日記

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July 19, 2012
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カテゴリ:政治「物申す!」
 それにしても、野田首相や閣僚たちは見ていて何とも痛々しい。


 私が秘書として永田町勤めをしていた10年ほど前の彼らは、私が知る限りもっと気骨があり理想に燃えていた。


 それがどうしてこれほどまで大きく曲がってしまうのか。


 彼らの報道される発言を聞いていると、無理があったり、屁理屈であることはわかっているのにそう発言しているように感じる。


 あの聡明な人たちが…、と思うと何とも痛々しいのと同時に、権力というものは化け物なんだ、と改めて感じた。


 その最たるものが、「原発比率」についての「意見聴取会」での電力会社関係者の発言を許し、当初はそれを問題ない、と発言したことだろう。


 発言希望者の中から抽選で選んで発言させる形の意見聴取会であっても、やはり電力会社関係者と政府関係者は発言させるべきではない。どう考えてもバランスが良いとは到底思えないものになってしまう。


 昨日の会合で話題になったのだが、例えば、商品のプレゼントキャンペーンなどでは、「関係者の応募は無効」と謳ってあったものもあったように思う。どうしてなのか調べてみても法的根拠を見つけられなかったので、消費者庁に問い合わせてみた。


 結果、法的根拠はなく、懸賞実施企業が自主的にそうしている、懸賞の公平をアピールするためであったり、より広い範囲に賞品がいきわたらせるためであったりということが理由ではないか、とのことだった。


 意見聴取会もこれと同じではないか。


 名古屋の聴取会で発言した中部電力の社員は、こういった場であえて、福島第1原発の事故では「放射能の直接的な影響で亡くなった人は一人もいない」と言ったそうだ。


 こんなことを言ったら反発を食うのは当たり前だし、少なくともこの場で受け入れられることは絶対ない。


 なのになぜこんなことを言ったのか。


 もしかしてこれは新手の「原発反対」発言か?


 まああえて書くこともないが、ざっと調べてみても放射能の直接的な影響で命を落とした人は、広島長崎の原爆とビキニ環礁、そして1999年に発生した東海村のJCOの臨界事故で2名が亡くなった。


 各電力会社が原発とその関連で起こった事故について公になっていないものが無数にあるのならばその限りではないが。


 でも問題は、これから将来どんな影響が出るのか、ということに尽きる。広島長崎では現在でもいわゆる原爆症で苦しんでいる人がいる。


 現実に自分の家に帰れない人、立ち入りができない地域がある。これは「放射能の直接的な影響」で町や村が放射線に「殺された」ようなものだと思わないのか。


 ありていに言えばこの社員氏には、そういう地域に「移住」してみたら、とお勧めしたい。


 どう考えても「感性」が鈍く「想像力」が欠如しているとしか言いようがない。


 16日の代々木公園の集会には大変多くの人が集まった。主催者発表17万人だという。メイン会場の周辺にいた参加の意思を持った人まで含めればそれぐらいにはなるのだろう。


 私も参加したかったが、この炎天下にやっと1歳になったばかりの双子を連れての参加は無理がありすぎる。断念し、知人諸兄に託した。


 さて、我が家では一般紙のほかに、妻の立場上「代々木」の機関誌「RED FLAG」も購読しているが、その17日付のこの集会を扱った記事にはちょっとどうかと思う記述があった。


 委員長C氏と書記局長1田氏がこの集会に参加して、一般の参加者を「激励」したとあった。


 そういえばその何日か前の記事にも、九州の大雨で、その地域の衆院候補予定者と市議会議員だか県会議員だかが、災害対策本部を訪れ「激励」したとあった。


 どうなんだろう、この「上から目線」は。


 別に「代々木」の集会ではないし、むしろ彼らが参加者から「激励」されたのではなかったのか。


 災害対策本部では、「激励」にはなんの意味もないしむしろ自己満足あるいは相手にとって迷惑かもしれない。報道すべきことは「状況の把握」と「要請」に尽きるだろうに。


 せっかく「良い主張」をしていても、こうピントがずれた感性では、残念だが消費税率を超える支持率は得られまい。


 なんでも「結党90周年」なんだそうだ。現在も存続する政党の中で最も古い政党だ。それだけにむしろ積極的に自ら変えてゆくことが大事だ。今の状況では、有権者の期待よりも党内事情が優先されているようにしか見えない。


 「感性」が鈍り、「想像力」が乏しい主張では、国民の支持は絶対に得られない。





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Last updated  July 19, 2012 12:17:20 PM
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