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奮闘する「大器晩成」日記

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July 20, 2013
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カテゴリ:政治「物申す!」
 17日のエントリーで「ごまかされてはいけない」と書いたばっかりだったのに、私自身がごまかされるところだった。


 何って、例の「96条先行改正」の主張に、だ。


 5月6日のエントリー記事でも触れているが、安倍首相の96条先行改正の主張は、「(改正発議には衆参両院の3分の2の賛成が必要という96条によって)永田町に閉じ込められている。その憲法を、鍵を開けて取り戻す。それこそが96条の改正だ」
ということのようだ。これはmsn産経ニュースの記事からコピペした。


 96条の発議要件3分の2を過半数にすることによって、議論が国民の前にオープンになる、とでも言っているのだろうか。


 ムムムー。なんか変だと感じませんか。


 憲法96条は「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。」となっている。


 つまり、採決で「可決」となるには3分の2以上の「賛成」が必要だ、と書いてあるのであって、3分の2の賛成がなければ国会に「憲法改正の発議」案が提出できない、とは書いてない。


 つまり、改正発議要件が過半数だろうが、現行の3分の2だろうが、国会で発議「案」の審議はできるのだ。


 安倍首相や「維新」の選挙公約での96条先行改正論は、この国会における審議ができるかどうかと、実際に国民投票への発議ができるかどうかとを、全くごちゃ混ぜにしている。


 と、同時に、国会の発議さえクリアできれば、「国民」を騙すのはたやすい、と思っているのだろうな、とも強く思う。


 本来であれば、国会で喧々諤々の議論の末、3分の2をクリアした改正発議ならば国民投票する価値があると言えるが、例えば「強行採決」のようなことが行われた発議「案」では国民に提示する案としての「正当性」すら疑われる。


 そんな審議に対して誠実さのかけらもない行為を平然とやってのけてできた「憲法」が安倍首相の言うような、「憲法を自分自身のものとして国民に感じてもらえ」るものになるのだろうか。


 96条を改正しなければ、何もできないかの如く言うが、それは明らかな「ウソ」であることを明示しておきたい。





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Last updated  July 20, 2013 11:52:43 AM
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