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テーマ:英語のお勉強日記(8037)
カテゴリ:日々のできごと
前のエントリーの続き・・・
さて、とにかく精根尽きた私は、 保険会社との交渉にはプロの通訳をつけるようにその会社にお願いし、 その他のことで通訳が必要な時は、以前ボランティアで知り合った、元プロの翻訳者に頼めるようにお願いして、私は身をひきました。 が・・・私にもう少し英会話の能力があったら、もうちょっと要領のいい性格だったら・・・なにかもっとできたことがあったんじゃないか、と思い悩んでいるうちに・・・ 英語を見聞きすると気分が悪くなる、という症状が出始めました。 びっくりしました。 中学生の頃から、意味のわからないFENのラジオをつけておくだけで気分がウキウキするほど英語好きだったのに、 TVから流れてくるちょっとした英語にもびくっと反応してしまうのです。 英語の歌もダメ、日常に目に触れるちょっとした英文も目が拒否する・・・。 そのとき、思いましたね。 私も含めた日本人の考える国際理解なんて、薄っぺらなもんなんだなー、と。 日本人は、日本の外に「外国人」っていう1種類の人間がいて、その仮想の人間となごやかにお話しするのが国際交流なのだ、と思いがちなのかもしれません。 国によって考え方が違い、さらには一つの国の中でもそれぞれ個人によって考え方が違う。 そんな当たり前のことをすっかり忘れて、にこやかに日本文化を紹介し、相手の国の文化を紹介してもらうのが国際交流だと思ってしまう。ときどき、「外国人」はすべて日本に対して好意的だ、と誤解してしまう。 私自身、「国際理解や国際交流なんてそんな簡単なもんじゃない」って頭ではわかっていたのに、心の底では、甘えがあったんですね~。「外国人」は多少日本に好意的なんじゃないかと、ほんのちょっぴり期待してしまった。 だから、件の知り合いのむき出しの反感を目の前にして、たじろいでしまったのだと思います。 それを説得できるほどの力量がない自分とも向き合わなくちゃいけなかったし。 日本人であれ、外国人であれ、何人(なにじん)であれ、相手を理解するなんてことは簡単じゃない。当たり前のことですねぇ。 ああ、私、まだまだ甘いわ~・・・。 ・・・ 実はこのブログをはじめたのは、そんな自分と向き合いたいと思ったからなのですが、ブログを続けていくうちに、やっぱり向き合いきれなくなって、お休みしてました。 でも、諸事情が一段落して、思い切ってこちらに戻ってきてみたら、 なんと英語恐怖症が治ってました(^^;;;) 英語つながりのお友だちのブログに英語関係の話題が書いてあっても、 ちゃんと目を通せるようになりました。 久しぶりにスカパー!の英語放送を楽しめるようにもなってました。 ウレシイ♪ 何が道影響したのか・・・はわからないのですけどね。 ・・・ でも、この一連の経験を通して一つだけわかったことが。 小学校では英語教育を導入すべきではない!! だって、英語に向き合おうともせず、国際理解の意味もわかっていない教員が、なにを教育できるんですか!? 何もしないでください、とお願いしたくなりました。 こんな情けな~いお話でも共感していただけたら、 ワンクリック、お願いします~♪ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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