今日は間近でコジョカル・オーロラ姫堪能できました、最高!!
激近でみると、ポージングのピタッとした決め、手や脚のスローモーションのような優雅な動きにますます魅せられます。
ローズ・アダージョのアラベスクもグラン・パ・ド・ドゥのフィッシュダイブも、男性がサポートする前に自身でポージングは完了していて、男性は本当に介添えするだけなんですねぇ。目の当たりにすると、あのポーズをビシッと決めてしまうテクニックにあらためて感嘆せざるをえません。
また、コジョカルは本当にリフトされているときの、手の動き脚の動きがなめらかで、フワッと持ち上げられている感じが表現され、たいへん美しく優雅です。
コボーは、胸の高さくらいまでジャンプするけど、すごい切れる動きしていると感じない。いい意味で動きがたいへん優雅で、ノーブルな王子にはピッタリの感じがします。
コジョカルのチャーミングさと双方うまく盛り上げて効果高まってます。
演出や舞台は、今年一月にヴィシニョーワとマラーホフで見たときと同じです。
カラボスもその時と同じ高岸さん。このカラボス好きです!不遜だけど憎めなくてほんと適役ですね、プリマに次ぐ拍手でした。
カーテンコールでコジョカルとコボーにオレンジのバラの花束が渡されると、コボーはすかさずコジョカルに自分の花束捧げ渡し、コジョカルは花束からバラを一本取り、指揮者のガーフォースに手渡す。この辺の自然に行うパフォーマンスが、雰囲気盛り上げていいですね!
会場に掲示されていたコジョカル&コボーのフォトです。
NBS掲載本日の配役より
2009年8月15日 東京文化会館
第12回世界バレエフェスティバル 全幕特別プロ
マラーホフ版「眠れる森の美女」
◆主な配役◆
オーロラ姫:アリーナ・コジョカル
デジレ王子:ヨハン・コボー
リラの精:田中結子
カラボス:高岸直樹
フロレスタン国王:永田雄大
王妃:坂井直子
カタラビュット/式典長:野辺誠治
【プロローグ】
妖精キャンディード(純真の精):矢島まい
妖精クーラント<小麦粉>(活力の精):乾友子
パンくずの精(寛大の精):高木綾
カナリアの精(雄弁の精):高村順子
妖精ビオラント(熱情の精):奈良春夏
妖精のお付きの騎士:松下裕次、長瀬直義、宮本祐宜、横内国弘、梅澤紘貴、柄本武尊
【第1幕】
オーロラ姫の友人:西村真由美、吉川留衣、渡辺理恵、川島麻実子、森志織、福田ゆかり、村上美香、阪井麻美
4人の王子:木村和夫、後藤晴雄、平野玲、柄本弾
【第3幕】
ルビー:岸本夏未
エメラルド:阪井麻美
サファイア:村上美香
ダイヤモンド:西村真由美
シンデレラとフォーチュン王子:渡辺理恵-柄本弾
フロリナ姫と青い鳥:佐伯知香-松下裕次
牡猫と子猫:吉川留衣-平野玲
赤ずきん:森志織
指揮:デヴィッド・ガーフォース
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
◆タイムテーブル◆
プロローグ・第1幕 13:30~14:40
休 憩 25分