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私の街のイチョウ並木です。市内はずれから4キロにわたり、770本のいちょうが植えられてます。メスのイチョウの木には実もたわわ、近隣の人々を採集の喜びに誘ってます。11月初旬には真黄色になり、みごとです。 ところで、実を5個以上食べてはいけないことはよく言われています。科学的には本当らしいです。脳内でGABAの生成が抑制され、マヒなどが起こるそうです。 子どもで7個~150粒、大人は40個~300個だそうです。でもいくら好きでも100個もいっぺんに食べる人はいないでしょうから・・・ほぼ心配はないと言えるでしょうね。 今日の話題・・・は人間はいつ大人になるの?です。 子どもにこのように聞かれたらどう答えますか・・・? この質問に関して ・・・・自分の役割と責任をはたしているのが大人です。でも男性は『大人』になれないのです。・・・ こういうと「えーっ」と思うかもしれませんが、男は大人になれないんですね。生き物として。どんな女でも、このことを知っているはずです。オスという生き物は大人になれない。どんな種類の生き物もそうです。人間も含めて、ライオン、虎、狼、犬、猫、アザラシ・・・全部男は大人になれない。 女性の皆さん、小気味よく響きませんか?さらに、・・・ みんながそうではありませんが、だいたいの男は成長するまでお母さんと一緒に暮らして、お母さんの世話になるでしょう。それで結婚したら、お母さんから妻の世話になります。独立の時期がないか、あっても短いんです。 いろいろな動物を見てきましたが、オスは(メスより)ずっと遊びたがっています。「もうちょっと、大人になりなさいよ」と、どんな女でも男に対して言いたいと思うよ。 と、ある人の著作から抜粋しました。ここの部分まで読むと偏狭な女権拡張論者と思われるでしょう。 この人はこの項の締めくくりに やはり、深い知恵と豊富な経験を持って部族や社会に貢献する、そんな役割を果たせるようになったとき、その生き物は大人になるんです。 大人には、男でも女でも、それぞれの役割があり、それを果たす責任があります。それを果たせるのが大人であって、年齢とは関係ありません。男には男の役割、女には女の役割がある。「個」としてもそれぞれあるのです。それを分かっている人が大人でしょう。 自分の可能性をいっぱい出し尽くして、その責任をとることが大人だと思います。 としています。 この人は、コエン・エルカといいます。中央アジアの血を引く両親のもとにニューヨークに生まれました。ネイティブアメリカンとも深く交流し、自然界と一体の生活を体験し独特な感覚を身につけました。 生物学、考古学を大学で学びましたが、その独特な見解ゆえ、生き物を単なるものとして扱う生物学と決別しました。 21才の時来日、それ以来の日本住まい。
実はコエン・エルカさんとは一度お会いしたことがあります。ダライ・ラマ法王の講演会で見かけました。この本を読んだ直後だったので、よく知っている人のような気分で話しかけてしまいました。物静かな女性ですが、眼が綺麗に澄んでいました。本のイメージとちょっと違いました。 この本は人間を生き物として、他の動物と同じリンクで観ている、この視点が今まで読んだ本と違いました。 この視点でいじめを考えるとどうなるか~ この視点でお年寄りを大切にする事の意味は~ など、テーマがさまざまです。 「男は大人になれない」は部族に身を置いたことのあるコエンさんの本音でもあるんですね。 私は、男性と女性の違いに『なーるほど・・・』と思う部分が大ありでした。 本音・・ですね~。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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