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テーマ:今日の出来事(290072)
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根岸英一(75)さん、鈴木章(80)さんのノーベル化学賞の受賞が伝えられました。
難しいその触媒(クロスカップリング)の詳細については、文系人間の私には正直、しっかり理解するまでには至りませんが、その研究の成果、成果物については実感として如実にわかります。 というか、身の回りの例えば、携帯電話をはじめとする携帯端末の液晶パネル、そして、今、その画面に向かい合って、この文章を打ち込んでいる液晶モニター、その他、タイヤ、医薬品、などなど、これら全て、その研究での発見を基に応用された技術で出来ている産物とのこと。 どれだけ、今の自分はそれらの恩恵を受けているのだろう。薬だってもしかしたら、その技術で作られたものを常用しているかも知れないし、また、どれだけ便利で、有意義な生活ができるようになっているのだろう・・・ しかも、特許をわざと取得せず、社会で多くの人に、その技術を使ってもらおうという、お2人の考えにも感服です。 また、受賞に関して、いろいろとコメントをされていますが、「日本人はもっと外国に出ていって、外から日本を眺めないとダメだ」と、井の中の蛙、大海を知らず的な、日本の教育や、現在の理系離れに、資源の少ない日本は技術を伸ばさないとと危機感を顕にするなど、グローバルな視点で発言しているところにもすごい方たちだなーっと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
大学の研究で特許をとらないという姿勢は素晴らしいと思います。
基礎研が多い大学での研究で特許をとってしまうと、制限を設けることでうまく生かせない場合も あるような気がします。現在、自分が大学院でやっている研究は発展研究で特許絡みの研究なんですけどね・・・・。 (2010.10.17 17:17:15)
R Y Eさん
>大学の研究で特許をとらないという姿勢は素晴らしいと思います。 >基礎研が多い大学での研究で特許をとってしまうと、制限を設けることでうまく生かせない場合も >あるような気がします。現在、自分が大学院でやっている研究は発展研究で特許絡みの研究なんですけどね・・・・。 ----- 特許をとることによって、企業がコストパフォーマンスの面から、わざわざ古い技術を使い続けたり、非効率な別の技術に向かわせる危険性もあるとか!? 特許の取得判断はいろいろな観点から決断する必要があるみたいですね~ でも、今回は、いわゆる人類愛的な観点からからみると、本当に素晴しい選択をされたのだなと繰り返しになりますが感服しました。 (2010.10.18 00:50:11) |