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tartaros  ―タルタロス―

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2009.01.24
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カテゴリ:時事ネタ
飲酒運転摘発逃れに悪用-「奈良漬」60切れ食べなきゃ無理

 アメリカでは、麻薬検査で陽性反応が検出された際、「ポピーシード入りの食品を食べたからだ!」として無罪を主張するヤツが居たという例があるという。
“ポピーシード”というのはケシの種のこと。言うまでも無くケシは麻薬の原料なのだが、人体に無害な種類のものは、食品に風味を付けるために食材として利用されている。日本でもこれは例外ではなく、例えばコンビニで売られているアンパン。あの表面の小っちゃい粒々は、実はケシの種なのである。この事は、ちゃんと袋の原材料名の部分にも記述されているのでアンパンを食べる時には参照されたし。
 で、奈良漬の話だが、まさに「ポピーシード」の件と同様の現象が起こっている訳だ。飲酒の検査に引っ掛かるには60切れというあまり現実的ではない数を喰わねばならないという。ポピーシードの場合、麻薬検査の精度があまり高すぎるきらいがあるために、本物の麻薬使用をごまかすために検査前にポピーシード入り食品を大量に食うヤツも居るらしい。しかし、まさか飲酒をごまかすためだけに奈良漬を大量にカっ喰らうバカが居るとも思えないので、やっぱり詭弁に過ぎなかったという事が証明されたのは意義ある事なのだろう。
 しかし、よくよく考えてみればアルコールを含んだ食品は世の中に他にもある訳で、別に奈良漬以外にも飲酒疑惑逃れに利用される恐れはあるのかもしれない。チョコレートボンボンとかさ。だが大量のチョコレートボンボンを腹の中に溜め込んだ日にゃ、飲酒とかごまかしとかのそれ以前に胸やけがしそうで、考えただけで気持ち悪くなってくるのだが……。






アニメの下請け 「疲弊」浮き彫り


 例えばの話、だ。

 ある一冊の小説があるとする。読者はそれを読んで、如何様にも感想を持つことができる。称賛しようが罵倒しようが、崇拝しようが軽蔑しようが、読者の心の在り様によって全て感想は変化する。だが、そこに一つ欠落している点がある。それは、著者の存在である。元より作品が世に出てしまった以上、著者というファクターを介在させる必要は無いのかもしれないが、創り出す人と読む人との関係において我々読者は、著者が大なり小なり著者が味わったであろう「産みの苦しみ」とでも称すべきモノを味わう事は無い。それは我々が「生産者」では有り得無く、つまりは一方向的に「消費者」であるからに他ならないからである。
 アニメが新たな日本文化と呼ばれ、「ジャパニメーション」「クール・ジャパン」などと国際的に高い評価を受けるようになったと言われるようになってから久しい。けれども、我々消費者でしかない人々が行っているのは何であったか。それはあくまで生産者の手を離れて世に生まれ出た作品を好きに評価する事=消費でしかなく、決して危急に陥っている業界に関心を払ってきた事と同義ではない。ある文化を愛する事それ自体は高尚であるのかもしれないが、それが商業主義的な発想と密接に結びついている場合、それは単に「貢いでいる」行為と何ら変わる事が無い。そうして、その「貢いでいる」金の大半は、果てしの無い「産みの苦しみ」を味わい続けるアニメ生産者には決して届くことが無いのであった。
 アニメ業界において一ヶ月の賃金が僅か五万、餓死者さえ出たという嘘か本当か判らないがともかく衝撃的な話がある。仮にこれが少々大袈裟な誇張の結果としての挿話だったとしても、消費者がアニメは日本の文化だ、俺たちは文化を解する風流人だ何だとふんぞり返っている間に、今日も一人また一人と「彼ら」は馬車馬のように働き続けるのかもしれない。飼葉桶に入っている飼料はあまりにも少なく、「彼ら」はただ速く走る夢だけを抱いて労働に徹する。そして、馬たちがどうしようも無い飢餓を抱えているとはいざ知らず、その風のような素晴らしい走りを見て、我々観客は無邪気に「素晴らしい! 我が国の誇りだ!」と大喜びするのである。




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Last updated  2009.01.24 23:09:22
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