奉仕と営利
成年後見制度は介護保険制度とあいまって、今、注目の制度でありもっと普及すべき制度であると思う。そして、その普及推進に関しては、期待され始めてきた行政書士ではあるが、成年後見制度業務に取組むにはボランティアの精神もかなり必要な気もする。つまり、営利をあまり前面には出せない、この奉仕と営利が混在する業務は、そういう意味では推進が難しい気がする。行政書士の他の業務には、主に営利的な業務として捉えて取組むことができる業務もある。そこには、ボランティア的な精神はほとんど存在しない。しかしながら、成年後見制度業務はそうはいかない。あまり営利を追求すると、不正が生じる可能性もあるのではないだろうか。単なる手続き業務の補助であればあまり問題は発生しないだろうが、後見人等となると難しい。そういう観点では、この業務に携わる人は特に行政書士としての倫理をさらに求められるだろう。公式HP田崎総合事務所起業する人の会社設立マニュアル無料相談実施中の交通事故相談被害者のための交通事故対策ブログ