初夏の蓼科 小鳥たちのさえずりも楽し気です
今週の21日は二十四節気の一つ小満。 「陽気盛んにして万物すべてようやく長じて満つる」という意味です。高原では新緑の最も美しい季節で一年で最も過ごしやすい季節でもあります。 ホテル構内も白樺やカラマツの新緑で満ち溢れていて、ホオジロやカッコウ、ホトトギスなど初夏の高原の定番の鳥たちの声があちらこちらでこだましています。新緑のホテル構内(5/26) ホオジロ 夏鳥の声が高原にこだましますホテルから車で20~30分、霧ヶ峰にもようやく新緑の季節が訪れました。 まだまだ草原全体を見ると枯れた草の色合いですが、木々には緑がそしてコナシやエゾノコリンゴの白花が目立つようになってきました。八島湿原 鎌ヶ池(5/25) 御射山ヒュッテ付近 エゾノコリンゴ(5/25) 道路から車で見ただけでは野の花は何も咲いていないようですが散策路を歩いてみると北斜面の湿った場所ではショウジョウバカマのピンク色の花が見頃になっていて、霧ヶ峰の花の季節の始まりを告げています。霧ヶ峰 ショウジョウバカマ見頃(5/23)現在桜前線は2000m位の標高に移動していて、麦草峠周辺ではミネザクラの可愛らしい花がメルヘン街道沿いにたくさん咲いています。麦草峠周辺 ミネザクラ見頃(5/24) 標高差のある蓼科ならではの春と初夏が両方楽しめる小満の一週間でした。