蓼科高原日記

晴れ夕方一時小雨と雷鳴　気温：最低 12℃/最高 23℃



墨絵のような八ヶ岳を書いた日（8/6）に撮った写真です。これは標高1700ｍから見下ろした蓼科の森。山麓側から見上げるとこれがさらに幽玄な情景として現れます。写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。

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暦の上ではきょうが「立秋」とか。毎年ほんとうにこの日の朝にはびっくりさせられます。風が冷たくなっていることに驚くだけでなく、大地や大気そのものが冷え始めていることを実感するからです。

きのうでさえあんなに風が冷たく大気の冷えを感じたのに、最低気温はほとんど変わらなくても、きょうのほうがさらにずうっと大きな冷えを感じました。

それに合わせるかのように、大挙してアサギマダラがやって来ました。

彼らが大好きなシシウドやクガイソウがすっかり咲きそろったタイミングでやってくるとはさすがですね。

ほかにもホタルブクロやツリガネニンジンやオオバギボウシやヤツガタケアザミが満開です。

はるか奄美大島から海を越え野を越え山を越えてやってきたわりにはやつれた様子もなく、溌剌（はつらつ）として蜜を吸って廻っています。

まるで羽化したばかりのように、その美しい羽に傷ひとつ無いのが魔法のようです。

かなり大型のアゲハチョウなので見間違えようがありません。

じつに美しい蝶です。

「まるで藤城清治の影絵の蝶みたいだお！」という声が聞こえそうです。


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きれいな夕陽・夕焼けの写真へのリクエストがありました。

過去に載せた分は次のURLにアクセスするとまとめてご覧いただけます。

http://www.p-sunset.com/blog/cat15/

この季節はちょうどお客さまのディナータイムに日が沈むので、夕陽の撮影は無理！（残念！）



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同じ著者が想いを語るまったく雰囲気の違うブログ「たてしなクロニクル」はこちら。↓

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雨の降る森のような静けさをもったブログ。アクセス数がこのブログの8倍あります。

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