カテゴリ:美しき蓼科
きのうは雨降りでした。いま(2010年5月8日(土)、午前3時18分)もまだ降っているのだろうか?窓外は真っ暗で、音を頼りに判別するしかないのですが・・・。そう思って窓を開け、首を突き出して空を見上げると・・・なんと月齢23.9の下弦の月が東の空高く浮かんでいるではないか!今日明日は好天に恵まれると、天気予報で言っていたのを思い出しました。^^; 写真をクリックして拡大してご覧下さい! ※※※ きょうの記事は書き下ろしです: ※※※ 標高1800mの信州蓼科高原ピラタスの丘の夜は静かに、本当に静かに更けていく。 というか、夏なら「未明」と呼ばれる時間にもうすぐさしかかろうとしているんだね。 今日も寝ないうちに夜が明けてしまうのだろうか。すっかり歌の上手くなったウグイス君が、窓外で朝を知らせてくれるのが楽しみなのかも知れない。 あるいは、これが「睡眠障害」というものの兆候なのかも知れない。こんなに静かで睡眠に適した土地に暮らしていながらそういうことになるはずはないと勝手に思っているのだけれど。 すでに2回にわたって村上春樹の『1Q84・BOOK 3』の読了感を書いたのだけれど、もうこれ以上は書けない気がする。ネタバレの問題もあるのだけれど、そのまえにもう一度読み返してみたい気持ちが強いこともある。 それはさておき、僕は「眠れない」のではなくて「眠らない」のかもしれない。 深夜から夜明けにかけてのこの時間帯が本当に好きなのだ。村上春樹が「アフターダーク」で描いたように、闇が都市を最も強く支配するこの時間帯も、標高1800mの八ヶ岳の山の上では「闇」の質が違うのかも知れない。 ここでは「闇」は決して「邪悪」なものではない。それは確信しているし断言できる。僕はこの闇を恐れたことはないし、むしろその質感を楽しんですらいる。ここでは闇はとても親しいものなのだ。 弱肉強食の自然界において、人間もまた動物の一員としては確かに「闇夜」はかぎりなく危険なものだろう。しかし同時に身を守る手助けもしてくれるものなのだ。この地に一大文化圏を築いていた縄文人たちにとっても「闇」は恐れるべきものだったはずだ。 それでもなおこの闇は僕には近しく感じられるのだ。それはなぜだろう? 昼の光に、夜の闇の暗さがわかるものか というニーチェの言葉に妙に共感を覚えるからかも知れない。 初夏の明るい日差しにもまた、生きとし生けるものの至福を感じる僕ではあるのだけれど。 (o^^o) ★★★ 新緑と花の爽やか信州蓼科 信州蓼科はいよいよ待望の新緑と花の季節です。これから日ごとに劇的な変化を見せながら初夏の風景へと装いを新たにしていきます!5月中旬からはピンクのミツバツツジが満開です。特に麦草峠先の白駒池は湖面に映り込む花がじつに美しい風景で、写真愛好家、山歩き愛好家の定番スポットです。ペンション・サンセットからは車で15分です。現地には十分な広さの駐車場があります。 ガーデニング・ファンのメッカ、蓼科高原バラクライングリッシュガーデンは春の花いっぱいで、スコーンセットのポットで出されるロイヤルミルクティーが美味!観光バスがいないときに行くのがコツです! みなさまのお越しをお待ちしてまーす! (^^) それはそうと、この季節の山の気候・天気は気まぐれです。山に登る方は万全の装備で!陽射しはとても熱く強いですから日焼け止め対策を男女問わずお忘れ無く!(o^^o) ※※※ Twitterがご縁でご宿泊いただくお客さまも増加中なう・・・です。ありがとうございます。(o^^o) ★オーナーの個人的なTwitterアカウントは「下のリンク」からどうぞ。 http://twitter.com/tateshina_radio ☆たてしなラヂヲ☆ ※※※ ★下のURLをクリックすると「蓼科高原とペンション・サンセットの最新情報」をごらんいただけます。 http://twitter.com/pension_sunset ●ピラタス蓼科ロープウエイのホームページ ●蓼科高原ペンション・サンセットのホームページ ●蓼科高原ペンション・サンセット(携帯専用) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.09 12:29:49
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