蓼科高原日記

　　
2010年10月20日(水)
　

　
蓼科（たてしな）の森を歩くときは空を見上げてみて下さい。蓼科の秋は、紅葉だけじゃない、空に描かれる絵画をどうか見逃さないで！
写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
蓼科高原の秋の紅葉は森だけじゃない。八島湿原の紅葉風景。おすすめします！

八島ビジターセンター
秋の車山・霧ヶ峰・八島ヶ原もまた絶景です。ビーナスライン沿いですので、観光に、ドライブにアクセス抜群です。　
　　
　　　　　
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自然派
　
　
ある学者によれば、この世界の人間のうち約半分は精神の安定のために自然を必要とし、残りの半分は自然なんてまったく必要としないという。
　
信じる信じないは別として、これはぼくの実感でもある。
　
個人的にはぼくは前者、自然なしでは安寧な人生を送れない。
　
人生の前半には後者、混沌とした都市こそがぼくの「自然」だったのだけれど。
　
ひとはかわっていくものなのだ、たぶん。
　
そもそも「自然派」なんていう言葉が妥当なのかどうかさえわからない。
　
昨日書いた「都会派」という言葉も同様。
　
あくまでも便宜的な用語だ。
　
どちらが良いとか悪いとか、そういうことではない。
　
どれほど言葉を尽くしても、伝わらないときには伝わらないものだ。
　
僥倖（ぎょうこう）にめぐまれて伝えることができたとしても、それはぼくの想いとはまったく異なった形になってしまうことも多い。
　　
ぼくがあなたではなく、あなたがぼくではない限り、それは宿命なのかも知れない。
　
ひとはそれぞれ「自分」という名の異なった世界に生きている。
　
コミュニケーションは幻想なのか？
　
どうなのだろう。
　
　
from 信州蓼科高原・標高1800ｍ
　
　
☆たてしなラヂヲ☆

http://twitter.com/tateshina_radio
　　
　
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