蓼科高原日記

　
断念
　
　
風評を信じるのは風評に魅力を感じるからだ。

思考停止することが出来るからだ。

それは苦痛を和らげ忘れさせる麻薬みたいなものだ。


自分で考え悩み決断することはとても苦痛を伴う。

そんなとき、

風評ほど魅惑的な媚薬はない。


このブログでぼくがどれほど事実を伝えようとしても

きちんと読んで理解してもなお風評を捨てきれないのは

そういうわけなのだ。


喫煙者が喫煙習慣から抜け出せないのが

ニコチン中毒であるのと同様に

風評を切り捨てることが出来ないのは

自分の判断や決断に責任を持ちたくないという

甘えの中毒になっているからではないのか。


ぼくは喫煙者に禁煙を勧めない。

それが無駄であり、

ただ嫌われるだけの徒労だと学習したからだ。


同様に、


ぼくは風評の呪縛から逃れることを勧めない。

それが無駄であり、

ただ憎まれるだけの徒労だと学習したからだ。


今日以降、ぼくはこのブログおよびツイッターの

語り方を変えることにした。

ある意味では「伝えること」を断念したのだ。

　　
　
　　
☆たてしなラヂヲ☆
　
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