カテゴリ:カテゴリ未分類
村上春樹の「1Q84」が出版されてからもう3年ですね。:写真をクリックすると拡大します。 蓼科高原は7月18日に「梅雨明け」宣言!いよいよ百花繚乱の花の季節です。ほんとうに爽やかな「避暑地の夏」になりました!つぎからつぎへと様々な山野草がわたしたちの目を楽しませてくれます。最高気温16℃~23℃、最低気温8℃~14℃という信じられないほど涼しい(寒い?)エアコン不要の気候です。 霧ヶ峰のニッコウキスゲは見ごろに入りました…7月末ぐらいに見納めかも。 写真集「我が美しき蓼科」 ?2012 Pension Sunset, all rights reserved. Home Page:www.p-sunset.com Facebook Page:https://www.facebook.com/pension.sunset iPhoneやiPadに最適化!Androidスマートフォンでも快適にご覧いただける、同じ内容のブログはこちら:http://p-sunset.com/wordpress/ 開花情報リンク: ■車山高原:http://www.kurumayama.com/new/open.htm ■霧ヶ峰:http://www.lcv.ne.jp/~kirivc/sizen_jyouhou2012/renngetutuji_jyouhou.htm ■八島湿原:http://blog.goo.ne.jp/vc527000/ ■坪庭:http://www.pilatus.jp/green/fr.html ■バラクライングリッシュガーデン:http://barakura.co.jp/news/ --- ふたたび「1Q84」 2010年02月28日に書いた記事ですが再編集して掲載します(TVの再放送みたいなものです)。: 僕にとって2009年のメイン・イベントは村上春樹の「1Q84」でした。今改めてそう断言できます。2009年5月30日(土)に入手して BOOK1 を読み始め、6月18日(木)の明け方に BOOK2 を読了しました。 思ったより時間をかけて読んだのですね、改めて驚きました。 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読むうちに学んだ読み方を、今回も実行してみました。それは交互に展開する二つの物語(今回は「青豆」と「天吾」)をセットで読むということです。 今回は1回目の通読からそれがうまくいきました。 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」も25回ほど読み込みましたが、まず【世界の終わり】の章を通読してから、【ハードボイルド・ワンダーランド】を通読し、最後に両方の物語を交互になった状態(つまり本の順番どおり)読み進めるという方法がより有効でした、個人的には。 「海辺のカフカ」も同様の手法で読み解くことを試みましたが、正解でした、あくまでも個人的には、ということですけれど。 村上春樹の作品は、テーマやメッセージに最適化された緻密な構造を持っているように思います。ギリシャ悲劇的というか、伝統的な日本の小説とは異なった【演劇的】あるいは【戯曲的」なしつらえを感じるのは僕だけではないと思います。 要するに、村上春樹の作品をより良く、あるいはより深く理解するには、あるいはよりどっぷりとその世界に浸るためには、それに見合った体験と学習と自己鍛錬そしてなによりもセンスが必要なようです。 作中に登場する人物や映画や音楽や文学、どれひとつとっても意味(必然性)のないものはありません。ヤナーチェックのシンフォニエッタだってじっさいに聴いてみる必要がじつはあるのです、個人的体験としては。そうすることによってその場面やストーリーがより明確な輪郭を持ったものになるからです。 そうした意味において村上春樹の作品は(とりわけ長編小説は)【教養小説】の範疇に入るのかも知れません。教養なんて新自由主義の拝金主義的なこの世の中にあってはもはや死んだも同然かもしれませんが、そのような世相に対する強烈なアンチテーゼを提示しているように思われて僕には心強く感じられるのです。 だから、今回のいわゆる【1Q84】ブームが、この作品を【消費されるもの】に貶めてしまわないことを祈ります。文学というものは、もっと広義には芸術というものは【消費されるべきもの】ではありません。それと出会い、触れることによって、個人がインスパイアされる契機(きっかけ)となるべきものです。 少なくとも僕の場合はそうでしたし、これからもそうあり続けると思います。 それはさておき、現在3回目の通読をしているところです。読み返すたびに新しい視点、新たな物語が見えてくるのもまた村上作品の優れたところであり、個人的に大好きな所以(ゆえん)です。 もし村上春樹作品を読んで何らかの感動を得たならば【スタンディングオベーション】こそがふさわしいのと思う。(僕が小学生の頃書かされるのが嫌でいつも泣きながら書いていた)【読書感想文】を書くことではなくて、ストレートな感動を言葉にすればいいのだと思う。拍手をし、足を踏みならし、歓声を上げ、賞賛の声を上げればいいのだ。 ※この記事を再編集している現在、僕はすでに「1Q84 BOOK3 」までを6回通読しています。 from 信州蓼科高原ピラタスの丘・標高1700m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio https://www.facebook.com/masayuki.kano1 ★★★ 【蓼科高原観光情報】 蓼科も7月18日に「梅雨明け宣言」を聞き、百花繚乱の花の季節です。ほんとうに爽やかな「避暑地の夏」になりました!抜群の眺望とほどよいコーナーが続く蓼科高原ドライブはきっと至福のひとときになります!最高気温16℃~23℃、最低気温8℃~14℃という信じられないほど涼しい(寒い?)エアコン不要の気候です。 この季節の山の気候・天気は気まぐれです。山に登る方は完全な装備で!そして観光やドライブのお客さまも含めて、陽射しはとても熱く強いですから日焼け止め対策を男女問わすお忘れ無く!(o^^o) ペンション・サンセットはロープウエイ隣のペンション村にあるのでアクセス抜群です。しかもロープウエイ前に完全舗装された800台収容の無料大駐車場があるので、ペンション・サンセットにお泊まりなら、「満車で駐車できない!」なんて心配はありません。 ロープウエイの大駐車場までは徒歩でも車クルマでも5分です。 北八ヶ岳ロープウエイのHP:http://www.kitayatu.jp/index.php ※4月から「ピラタス蓼科ロープウエイ」から名称変更になりました。 ● ペンションサンセットのHP:http://www.p-sunset.com/ ●期間限定で1泊2食付き7500円からの特別料金キャンペーン実施中です ● 楽天トラベルのお客様の声(公開アンケート) お電話でもホームページからのご予約でも料金は同じです。当日予約でのご利用大歓迎です。 ご予約専用電話:0266-67-5123 です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.20 02:12:12
コメント(0) | コメントを書く |
|