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蓼科高原日記

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2013.12.10
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カテゴリ:カテゴリ未分類
  
 
人は自分自身から逃れることはできないが、つねに「いま・ここに・ある・じぶん」ではない「自分」であり続けることができる。
  
  
20131208-IMG_2597-2 
  
▲蓼科高原の標高1700mから見上げる夕べの月。気温はすでに氷点下6℃。by CANON EOS 6D, EF70-300mm F4-5.6L IS USM:写真をクリックすると拡大します。
    
 
 
(承前)
 
 
支離滅裂な夢/道化について
 
 
今日街から帰ってきたらピラタスの丘の中の道沿いの斜面で子鹿(バンビ)2頭と母鹿が立ち往生していた。
 
シャッターチャンスだったけれど、これ以上怖い思いをさせたくないのでスルーした。
 
そういえば、今朝庭に出たらうちの庭にもきていたっけ。
 
同じ鹿たちだと思う。
 
その姿や仕草は本当にかわいい。
 
雄鹿はそれなりにドスがきいているけれどね。
 
なにごとも追えば逃げる、陽炎たつ夏日の逃げ水のように… 。
 
野生の鹿たちだって同じだ。
 
 
陽炎でふと思い出した…
 
むっとする濃密な草いきれの中、自分自身を追いかけたあの幼い夏の日々。
 
真実はいつもヒグラシの鳴く頃に姿を現した。
 
神も悪魔もデフォルトで実装されているわれら。
 
 
短い眠りの中で、奇妙な夢は続く。
 
 
人は自分自身から逃れることはできないが、つねに「いま・ここに・ある・じぶん」ではない「自分」であり続けることができる。
 
自分であり、かつ、自分でありうべからざる自分・・・サルトルならそんなふうに言うかもしれない。
 
そういう自分が在る…
 
 
この夢は支離滅裂だ。
 
だって夢なんだもの。
 
 
いったい道化ほど不気味な存在はない。
 
道化は素顔を持たない、誰にも決してみられることの無いように。
 
「道化」というシニフィアンが指し示すものは不定であり未定である。道化は何者でもなく、同時に、どのようなものでもありうる。
 
不気味さとはそのようなものだ。
 
思わせぶりに真実めいたことを語るが、それは偽りの真実でしかない。
 
なにものかを指し示すが、それは偽りの指標である。
 
じつは誰も本当のことを知らない、ほんとうのことはわからない。
 
えいやっと、それらしき方向に力一杯言葉を投げ込んでしまうほかない。
 
そして、なんか当たってるような気がする。(o^^o)
 
・・・って想えるとしわせかもしれない。
 
わたしもそのひとりです。
 
 
短い眠りの中でも、そんなことを考えていた。
 
ミシェル・フーコー君、きみの本(言葉と物)のせいだよ!
 
 
 
---  
 
茅野および蓼科高原全体の公式ホームページ:http://www.tateshinakougen.gr.jp/
 
蓼科および奥蓼科の公式観光案内:http://tatesina.info/
  
--- 
 
信州蓼科高原北八ヶ岳・標高1700m
ペンション・サンセットのホームページ:
http://www.p-sunset.com/
 
Facebook Page:https://www.facebook.com/pension.sunset
 
   
★蓼科の写真をもっと見たい人はこちらにたくさんアップしてあります:
 http://www.flickr.com/photos/p-sunset/
 
 





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Last updated  2013.12.11 00:06:17
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