テーマ:写真日記(2109)
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2016/02/13 土曜日 とにかく書くことでしか前には進めないような気がしている。 文面ほど危機感を持っているはずもなく、漠然と思っているだけ。 でも、確かに前に進んでいる実感はあるのだ。 同じように、写真も毎日こつこつと撮り続けるほか無い。 一気に高みに昇るなんて夢のような話はないのだ。 考えて考えて撮って撮ってまた考えて考えて・・・その繰り返し。 僕ら凡人はそのようにして前進するのだ。 誰のために撮るのでもなく、 SNSで「いいね!」をもらうためでもなく、 ただこころを空っぽにして向き合うこと。 撮る者と撮られる者(被写体)との2項的関係にはとらわれない。 そこに対峙はあるかもしれないが、 撮るときには全てが一体となっている。 では何と向き合うかといえば、 自分の意識と向き合うということかも知れない。 サルトルの言を待つまでもなくわたしたちの意識は、 つねに「何かに対しての意識」であるのだから。 こころの中に現れる森羅万象を含めて、 あらゆる出来事、あらゆる現象に対して意識が向かっていくとき、 そこに写真は成立しうるのだと考えている。 それは写真術としての腕前は関係ない。 だから、下手の横付きを思い知らされながらもわたしは撮り続ける。 20160211-DSC04802FP1 from 蓼科高原ペンション・サンセット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.15 22:50:09
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