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みっすーー

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September 29, 2007
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カテゴリ:野球に関する本


5連続敬遠によって、松井秀喜は甲子園の伝説となった

1992年の星陵対明徳義塾の試合、私もテレビで見ていました。
星陵は、前年の夏はベスト4に進出。そのときのエース山口選手と松井秀喜がいたので、もちろん優勝候補の一角だったし、優勝できると思っていたのです。

しかし、2点を先制され、途中1点を返すも、追加点をとられて1対3。
その後、星陵が1点を取り2対3で9回を迎える。
9回2アウトランナーなしから、3番の山口選手がスリーベースヒットを打って、松井に打順が回るのです。このときは鳥肌が立ったのを記憶しています。5打席も敬遠になったところでスタンドから物が投げ入れられ、異様な光景となっていました。
結局5番打者は打ち取られ、そのまま星陵は負けてしまいました。

野球の作戦として、敬遠はとても勇気がいるものです。自分も投手をしていましたが、敬遠をしたことがあります。そしてランナーがたまったところで次のバッターにがつん。一気に大量失点です。というわけで、敬遠は勇気がいる作戦なわけですが、高校野球は教育の一貫でもあるわけで、1打席くらい(2アウトランナーなしの場面)は勝負した方がよかったと、ずっと思っていました。この本を読むまでは。

著者は、松井秀喜は5連続敬遠の「伝説に追いつこうとしているのではないか」という仮説を立てています。あるインタビューで松井が、「あの当時の松井秀喜は5連続敬遠される価値のあるバッターではなかったと思う」と答えていたことも、その根拠としてあるようでした。その仮説に対しては、「多少」と答えていた松井選手でしたが、確かに5連続敬遠でなかったら、この試合はそんなにみなの記憶に残らなかったのではないか。
たとえば、4打席目の2アウトランナーなしの場面で勝負をして、松井が凡退していて、「4打席目以外は敬遠」という状態では、ここまで騒がれなかったのではないか、と思うのです。結果的に、試合には負けてしまいましたが、その後の松井選手はジャイアンツに入って活躍し、現在ではヤンキースのレギュラーを不動のものとしています。
それも5打席連続敬遠があったからかなあ、いや、それがなくても松井は松井だったのだろうか。

なんてことを、この本を読みながら考えたのでした。

裏話が色々と載っていて、興味深い一冊でした。







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Last updated  September 29, 2007 10:45:22 PM
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