政治と暴力 安倍晋三銃撃事件とテロリズム 読了
あの暗殺テロ事件からしばらく時間が経ちこういう本も出始めましたね。犯人の動機がどうであれ元首相を暗殺したら起こる政治的混乱を予想してなかったわけでもないだろうし、テロではないという人もいますがやはり要人暗殺テロなのでしょう。著者が言うように日本では要人暗殺テロは結構頻繁に起きてるので言葉遊びで誤魔化すのはよろしくないと思います。オウム事件もテロで且つ内乱未遂だし、学生運動世代が起こした左派の暴力事件もテロでしょう。やはり日本は危機意識が低く、マスコミに煽られただけで国民の安全を守るために必須な法律までも反対デモがわきあがる異常な状態にあります。テロを防ぐためには政治家が信頼できる政治を行う、これは大前提ですが、カップラーメンの値段やパンケーキでも火をつけようとするメディアがいる限り何があっても煽り始めるので第4の権力というマスコミにも信頼できる報道機関になることを求める必要があると思います。政治と暴力 安倍晋三銃撃事件とテロリズム (PHP新書) [ 福田 充 ]