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仕事で青森に。
県の名前を背負ってたつ、その駅を夕飯を食べるために徘徊してみる。 青森駅。 駅の前を東に一直線に流れる商店街は夜の8時を過ぎていると9割は閉まっている。メインストリートを一歩はずれて歩いていると、おじさん、おばさんが何をするでも無く立っている。 視線を感じる。 目が合う。 「今夜、どう?」 駅から5分も離れていないのに、 目の前に大きなデパートがあるのに、 交番が目の前にあるのに、 寂しいネオンが放たれる路地の入り口には、 一人ないし二人の熟女が立っていて、話しかけてくるのだ。 「こんばんは」 から始まり、 「お兄さん、青森初めて~?」 「遊んでいかない?」 「あんた、さっき通ったでしょ?どこ行ってたの?」 これが青森の方言で繰り返される訳で、笑みがこぼれてしまい、あちらにとって僕の反応は、まんざらでもないと誤解されかねない。足早に、しかしシャッターは切って、その場を立ち去る。 そういった場所が、駅前のここ、かしこにある。 50をすぎているだろうおばちゃんが、話しかけてくる。 「今日は、だめですか?」 ムリ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 27, 2008 09:17:16 PM
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