伊賀
今年の大河ドラマ「どうする家康」で、本能寺の変で、織田信長討たれた後の徳川家康が三河に帰還するまでの「伊賀越え」が放送されました。実は私は伊賀という場所には20代〜40代によく訪れた場所の一つです。何となくその土地の持つ雰囲気をドラマに投影して見ています。もっとも、家康が生きていた400年前は今の10分の1くらいしか人口がいませんでしたからもっともっと山深い所だったでしょう。私が22歳〜49歳までお世話なったノンバンクの会社の研修センターが伊賀にあり、現在も経営母体が変わっても、当時の名前のまんま残っているようです。何回行ったか正確に覚えていないくらい行ってます。管理職前に最低5回以上、管理職になってから支店長研修で5回は行っているはずです。何で管理職前に研修が多かったかと言うと、消費者金融会社でも「対面与信」を重んじていた会社だったので顧客と社員のコミュニケーションを強めれば、融資実績や返済意欲のモチベーションを維持出来て、貸し倒れ率を改善したり紹介が増える効果が期待できると経営陣は考えていたようです(笑)ところが、そのノウハウもカリキュラムもなかった当時の会社はそれを将来、嘱望される若い時期管理職候補を集めて、情報収集、マニュアル作りから着手するという、今じゃ考えられん手法で、パーソナルカウンセラー制度を作り上げようとしていきました。そのための研修を莫大なお金を使って全国から候補者を呼んでは伊賀上野で研修を年に2〜3回やっていたと記憶してます。「教育のレ○ク」と呼ばれるくらい惜しみなく教育費に金を掛けて社員育成に時間とお金を使ってました。そのお陰で伊賀上野は私にとっては馴染み深い場所になりました。よく、小説やアニメや物語の舞台になった場所を聖地巡礼とか言って訪ねてみる旅の楽しみ方としては最も親しみやすいですね。日本は小さな国ですから、その土地のそこかしこに遺跡や名所、古戦場跡があります。そう言えば最近、時間さえあれば、釣りばっかり。そんな旅をしばらくしてないなあ〜(笑)