新日本ファンの方は絶対に読まないでください。
なぜなら今からボロカスに新日本叩きますから。
元新日本プロレスリング株式会社の代表取締役社長で在らせられた
迷レスラー藤波辰爾選手が遂に新日本を退団することを決めたそうです。
いやー、長かった。
こんにゃく藤波が新日本退団を示唆して何ヶ月経ったことだろうか。
今年1月の契約更改時にあーだこーだ言って保留にして春の株主総会の
席でさえはっきり明言せずに保留にし、サイモン猪木現社長や、
親会社であるユークスの社長とも散々会談の席をもって保留し倒していたから
こんにゃく呼ばわりされていたわけですが(まぁその前からふにゃふにゃ
だったわけだけども)、こらまたある日突然の退団決心で何で今なのよという
見事なタイミングの外しっぷりで相変わらず空気読まないなと。
今日のお昼の時点で日刊スポーツWebサイト以外に速報すら入れてないから
いかに注目度が落ち倒しているのかがこのことで伺えるかと思います。
その他にも、奇跡を起こす若手(?)レスラー棚橋弘至選手が、
難攻不落とも言える外人レスラーのジャイアント・バーナードを
スクールボーイで破って、現IWGP王者であるブロック・レスナーへの
挑戦権を獲得したようですが、
神の宿る技(※)でしか勝てない選手が、相手につきあわない上に
タイトルマッチの日しか試合をしないノーダメージの元WWE王者に
勝てるとは到底思えません。
岸和田愚連隊に触発されて結成したCTUも、結局一矢報いぬまま、
"ビッグボス"MA-G-MA(現・マグニチュード岸和田兄さん)が
退団、大王QUALLTの引退のため岸和田愚連隊は解散し、
大阪プロレスからもオファーも掛からなくなり(ライガー単体では、
いじりやすい為、たまに掛かるようです)、振り上げた拳の収めどころを
なくしてしまい、結果、単なるコミック集団と化してしまいました。
蝶野がブラックニュージャパンという反フロント勢力、いわゆるヒール軍団を
作っているとはいえ、選手が同じ方向を向いていない上に烏合の衆なので
結局何もインパクトを残せていませんし、ヒールユニットとしても中途半端です。
全日本プロレスを主戦場とするTARU率いるブードゥー・マーダーズには
遠く及びません。
低迷やスランプでは片づけられず、完全に落ちぶれてしまった天山広吉選手が
肉体改造をするために邪道・外道両選手を伴ってグァム合宿に行ったそうです。
邪外の二人に指導して貰えるので、グッドシェイプして見事にビルドアップした
肉体で戻ってくることでしょう。
ただ、ボディビルダーになって帰ってきても試合には勝てません。
それは邪外の二人が新日本に入団して以降の肉体の変化と試合運びを冷静に
見ている方ならよくお判りかと思います。
これではいつまで経っても現三冠ヘビー級チャンピオンである盟友、
小島聡選手にいつまで経っても追いつけません。
アメリカで肉体改造中の中邑をWWEへ入団させようとしているようです。
確かにアメリカ最大のスーパーメジャー団体であるWWEで成功すれば
「世界の中邑」として大きな箔がつきます。
ただし素質が有るけど資質のない中邑ですから成功するかしないかは別です。
ちゅか、サイモン社長がWWE副社長でありエージェントのジョニー・エースの
建前を本気にしているのが非常にかわいそうです。
それ以前に、WWE入りさせたら新日本には二度と戻らないような気がします。
外国人の扱いの酷さは今に始まったことではないし、テーマの無い現状に
テーマを持たせようとしてテーマを壊していく悪循環にはまりっぱなしで、
いま残っているファンは本当に辛抱強いと思います。
そもそもプロレス人気の低迷は新日本が作り出しているだけで、
他の団体は、メジャー・インディー問わず非常に元気があって面白いのです。
しかし「プロレス=新日本」という妄想を未だマスコミが抱いている現状では、
「新日本の低迷=プロレス界の低迷」として捲し立ててしまうので、
他団体がどんなに良い興業を打ったとしても、新日本プロレスに改善の兆しが
見られない以上は、悲しいほどに無駄な努力としてしまうのが今のプロレス
マスコミの在り方。
新日本、極端に言えばアントニオ猪木に陶酔しきっているプロレスマスコミが
目を覚まさない限り、極端な話、今爆発的に人気を急上昇させているハッスル
でさえ、プロレス人気の復活のきっかけとして取り扱って貰えない。
そんなプロレス界の足枷である新日本プロレスの現状はどんな物なのかは
Wikipediaで分かりやすく紹介されていますので参考までに。
個人的に、ユークスはさっさと新日本から縁を切るべきです。
新日本の年間トータル11億もの負債を抱えて株式も上場廃止寸前。
しかも自社の売りである実名プロレスゲームを送り出すに当たって、
今一番の要の団体であるプロレスリングNOAHから、
新日本の親会社ということで絶縁を突きつけられてしまっている以上、
ユークスにとって毒以外の何者でもありません。
(なぜ絶縁食らったかはWikiを参照してくださいな)
聞くところに寄ると、5月だったかの九州での興業では、大阪プロレスの
デルフィンアリーナでの通常の試合での入場者数を下回るという
とんでもない記録を打ち出したそうですが、主催者発表での入場者数は
実数の3倍強らしく、観客の水増し発表はプロレス界では大概ありますが
水増しするにも程があります。
ちなみにデルアリの観客数は平均150人程で、200人越えると
デルアリ一杯です。
まぁ全日本プロレスがNOAH勢の大量離脱で一度崩壊寸前まで落ち、
現在の武藤政権で安定した興業を打てるようになるまでに3年以上掛かりましたから
新日本もこれから後3年、じっくり見守る必要があるのかもしれませんが、
はっきり言って、今のタレントでは親会社を破産させる方向しか
見えてきませんけどね。
今日は以上!
※)棚橋選手の得意技の一つにスリングブレイド(変形のジャンピングネック
ブリーカーみたいな技)と言う技。
すっぽ抜けようとヒットしまいと相手が倒れる神が宿る技です。