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風に恋して ~自由人への応援歌~

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2007.09.11
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カテゴリ:源への旅
8月12日いよいよ今日は3つ目の旅の目的―与那国島の封印を解除するーを実行する日になった。



朝から、ものすごい風があちらにもこちらにも渦巻いている・・・・
全体で大きな渦が発生していると言うのではなく、渦の一つ一つはそれほど大きくはないが強く、それらが至る所で発生しており、そのエネルギーが全体として島中に大きな渦となって唸っているという感じ・・・・・・



今日は、N家において大きな祝宴が開催されるために、必要な物資や人の輸送が風の影響を受けているようで、飛行機や船の到着が危ぶまれ、関係者一同そわそわし始めてもいた。



そんな中、X氏と外に出て、風を身体で受け止めている時、
X氏から「風を止めたほうがいいよねぇ・・・風を止めようかぁ・・・・・」という独り言的な言葉・・・・


「いいえ、止める必要はないわ~。この風は歓びを表現している~。
嬉しそうよ~嬉しくて楽しくて走り回ってるだけ~・・・・
大丈夫よ~必要な物資も人も通してくれるわ。
それほど大きな必要がない人たちは、もしかしたら止められるかもしれないけれど、この大地が必要としてものは、食材であろうと人であろうと必ず降ろしてくれるわ。
心配しないで~」




なぜこんな言葉が私の口から出てくるのか?
自分で自分の言葉に驚く。
自分では何もわからないままだけれど、揺らぎのない心で、そう感じ、感じたままを口にしていた。
風の歓びの心が私の心に流れ込んでいた・・・・


X氏も同感してくれたようで、それ以上風のことは何も言わなくなった。




そして、事実、必要な物資も人も暴風状態の中、みんな安全にこの島に到着したことを後で知った。





X氏は壊れた金槌でミューアの埋設をし続けたために、右腕を痛めたようで苦しそうだったので、湿布薬などを探しに歩き回る・・・・・。
途中、次女M姉さんの次男Yさんに合うと、

「この風・・・・・今までの風じゃないよね。何だか変なんだよ。
病気になった時、薬を飲むじゃない・・・・そうすると薬の好転反応みたいなものが起きてくるんだけど・・・・・・僕の脳の中・・・・そんな感じになっている・・・・・
この風は、昨日大地にBEPなんとかってものを埋めてくれたから起きてる風だよね・・・・・・そして僕自身へもその影響が・・・・・・」



やったぁ~!!!気づいてくれた!
嬉しかった。





また歩いていると今度はYさんの姉Hさんと妹のIさんに出会う。
二人とも今宵の祝宴料理に不足しているものの買出しだった。
生き生きしていて、Iさんの喉は完全に癒されていた。
良かった、良かった。

今宵の祝宴で料理の次に大切な伝統芸能のお披露目は、彼ら孫たちの総出演になっており、その中心人物はYさん、Iさんの兄妹にかかっていたから・・・・・




途中、何度か霊能者Tさんに連絡を入れるが、何時から封印解除の行動をするのか、何も答えが出ていないようで返事がない・・・・・



ただ待っていてもしかたないので、再度レンタカーを借りて島を見て廻ることにする。
まるで大型台風の上陸のような流れながら、どこかに秩序があって、風は暴れてはいても安心してそこに居られる。
風に愛が溢れている・・・・



西崎岬で、瞑想をしている時、Tさんからメールが入る。


「今からやるからすぐに帰ってきて」と・・・・・・




X氏を促してN家に帰る。



「みんなは祝宴の準備で忙しく、とても封印解除に行くことはできないから、僕たち3人で行くことにしたよ。」

「・・・・・・そう・・・ですか・・・・」


それが流れなら、そうするしかない。
私たちは、目的の場所に向かった。





そこは霊気漂う無の闇「サンアイ・イソバ」の碑・・・・・


与那国に来ると、どうしてもその岩によじ登り、両手を広げて飛び立ちたくなるあのイソバの碑がある山のてっぺんが脳裏に現れ、きっとイソバが生きていた時、彼女もそうしていたのではないか・・・・・との思いがよぎる・・・・




そこの遊歩道には沖縄県指定名勝、昭和49年5月13日指定と書かれたこの場の説明書がある。


『ティンダ・バナ
字祖内の南西に屏風のようにそそり立つ標高100mのティンダバナは、台形状の地形をなしている。
眼下には祖内集落の家並みが展開し、東にウラブ岳、西には雄大な東視な支那海が一望され、天然の展望台になっている。
展望台近くの岩陰には、豊富な湧水があり、岩壁には八重山の生んだ詩人伊波南哲の詩も刻まれていて「歴史の丘」として島人たちのいこいの場所にもなっている。
ティンダバナが続く続く南の傾斜面には、与那国の英雄の一人サンアイ・イソバが出生した古邑サンアイ村が立地し、彼女にまつわる旧跡も多く残されている。
彼女は16世の末頃に与那国島に君臨した女酋とされる人物であるが巨体で剛力の持ち主であったといわれ、政治をよくし、島民から尊崇を集めたと語り伝えられている。

沖縄県教育委員会・与那国町教育委員会』




その場でTさんが
「僕はここで待っているよ。ここから先は二人で行ってね。僕はここで祈ってるから~」



突然の成り行きに驚く。
Tさんの意思は固く、変更してくれそうな気配はない。
ここでじたばたしても意味はないので、訳がわからないながらTさんを残して前に進むしかない。





そう言えば・・・・・・
与那国への訪問回数が増すに連れて、この地に暮らす人々の心身の状態がとても悪いことが気になってき始め、自分なりにその原因を推測していくと、原因はこの地が色濃く持っている幽界の跋扈・・・・・・


生きている人間より、死んだ人間のほうが大切にされており、ある女性のカウンセリングを頼まれた時、彼女の話を聞けば聞くほど先祖代々から引き継がれてきた重い鎖の存在が浮き出されてきた。


彼女に勇気と希望を与えてあげたかったけれど、彼女だけで解決できる内容ではなく、両親や隣近所、この町全体が抱えている問題にぶつかって、戸惑ってしまったことを思い出し始める。






「自分たちの大好きな島なんでしょう?
なぜ、みんな自分の心身を苦しめているのが古くからの幽界だとわかっていて、何もしようとしないの?

ここには霊能者もユタさんもたくさん居るじゃない・・・・
(海底神殿が見つかったことから世界でも知られる場所になり、多くの力ある霊能者やヒーラーさんたちもたくさんこの島を訪れている・・・・・)

なぜ、そのネガティブなエネルギーをクリーンにできないの?」


と、ある女性に迫ったことがあった。

その時、その女性は、

「わかってるわよ、そんなこと。
でも、誰もそれをするのにどうすればいいのか知らないのよ。
だから出来ないの!
それをやるのは、浜口さん、あなたの役目でしょ!」

と返してきたことがあった。


「冗談じゃないわ。私は霊能者でもヒーラーでもない、普通の人間なのよ。
そんな私に何が出来るというの?」


この会話は何年前のことだったのだろう?
ずいぶん前になる・・・・・・





サンアイ・イソバの碑におずおずと進みながら、そんなことを思い出していた。




「たかちゃん、僕は何にもわからないから、たかちゃんの祈りを声に出してね。
僕はその言葉に合わせて祈るから・・・・・」
とX氏。




ウッソウとした自然のままの植物たちが風に揺れている~私たちしかいないその道・・・・
N家一族全員で実施するから手伝って欲しいという要請で来たはずなのに・・・・・
変化していくこの流れの意味を探りながら、なぜ私が実行者?その必然は?・・・・



記憶の蓋が開いていく・・・・・・





いつだったか、この地から東京へ帰るために乗った飛行機が、与那国島の上をぐるっと旋回している時、窓から与那国島の全景をぼんやり見つめていた・・・・


「与那国、我が愛し児よ・・・・」



突然、私の口から飛び出してきた言葉だった・・・・・


私、何を言ってるんだろう?とその時不思議に感じたあの時空が蘇る・・・・・





また、マサミさんが語ってくれた話・・・・・

「ママがね、ムー大陸の王であった時、ママの葬儀を太陽の巫女であった私がすべて取り仕切ったのよ。
政治は太陽の昇る、現在のイースター島でやっていたの。
王が死ぬと太陽の沈む場所である西の涯、ここ与那国に埋葬するのよ。
そのためにママの遺体を船にのせ、3ヶ月かけてここへ来たわ。
その当時、ムー大陸はひとつではなく、すでに3つに分断されていた。
ママのエネルギーはこの島のどこかに今もあるのかも?」





前もってこの流れを知っていれば、何か考えてきたのだけれど、N家一族のエネルギーサポートをすればいい、私は脇役・・・・・と想っていたので、突然の流れに面くらい何を祈ればいいのか、思考はまとまらない。

ただ、受け入れて実行するしかないのよねと自分に言い聞かせる。





サンアイ・イソバの薄暗い碑がある前に立つ・・・・・
手を合わせ、瞑目する・・・・・・



それまでザワザワとゆれ続けていた植物たちが音を消した・・・・・・
暴風はどこへ行ったのか?・・・・・・
風もなく、そこは静寂が包み込み、別時空となる・・・・・・・






「サンアイ・イソバさま、ご縁で今日、あなたに呼びかけることになりました浜口たかこと申します。・・・・・・


世は乱れきり、新しい文化、社会が望まれるなか、与那国島の人たちは、あなたの再臨を求めています。


どうぞ長い眠りから覚め、受肉し、すべての人が幸せに生きられる平安な島・与那国を再現するため、お働きください。・・・・・」




実はあまりよく覚えていない・・・・
ただこんな流れの言葉を感じるままに口にしていたように想う。



話しかけながら、これは老若男女みんな上下の差別もなく、対等で調和していたからこそ戦争もなく、長く続いたという太古日本の心の復活・蘇りへの呼びかけでもある・・・・・




女性性エネルギーの覚醒をサンアイ・イソバという実存した尊崇の女酋長への祈りに託しているが、与那国単独の祈りではなく、世界の中心でもある日本への祈りとなっていることに気づき始めていた。







太古のエネルギーが今もなお色濃く残る大地であればこそ、この地から発生する風は、日本全土に南風に乗って流れていく・・・・・





そう、与那国の美しい星空を思い浮かべて突入した時空の飛翔時、与那国から発振した愛の風が日本全土に流れ、北海道の先で東西二つに分かれ、全地球に、そして全宇宙に広がっていったあの時の意識とダブっていく・・・・・・


宇宙の中心∞の桃源郷・・・・・・


それをこの地上に創造するという新しい動きへのメッセージ・・・・・・





言葉が一段落した時、私の前に広がる植物茂る奥のほうから、涼やかな小鳥の声が響いてきた・・・・・・


これは受け取りましたという合図と感じる間もなく、止んでいた風が吹き始めた・・・・・


「受け取ってくださって、ありがとうございます。」
深く感謝を伝える。





Tさんの待つ場に帰っていくと・・・・・

Tさん「イソバにかかっていた鎖が切れたね。」とぼそりと一言・・・・・・





それからは、今日のメイン・イベントN家総代73才のお父さんの長寿の祝宴に向かう。












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Last updated  2007.09.11 22:41:00
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