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カテゴリ:自己を知る道
![]() 7月31日 今日から修行の道場、土佐を走る。 膝用のサポーターをつけ、車に乗り込む。 いつもの通り、強いエネルギーが目の奥で振動を開始する。 同行二人ではなく、日々同行者が増えていく体感で眠気に耐えていく。 車内で瞑想をすると、千草さんも眠くなってくるようなので、瞑想は中止し、車窓から見える景色の穏やかさを味わう。 昔ながらの家屋が自然と調和していて、心をほっこりと温めてくれる。 日本ってやっぱりいいなぁ~^^ 札所を追っていくと、たまに現代生活そのままの都市構造の中にも入っていくが、ほとんどは圧倒的な自然の中を移動していく。 途中途中で見かける歩きお遍路さんや自転車を使ったお遍路さんたちに感動する。 この猛暑の中、黙々と札所を求めて進んでいかれることの過酷さが身につまされてわかる。 この人たちの心模様を思うと、自然に手を合わせ、無事に目的の成就が叶いますようにと願ってしまう。 どうせ88箇所詣でをするなら、やっぱり徒歩でトライしたいねと友人と語り合ったことがあるが、車窓から歩いて廻っている彼らを見ていると、軟弱なわたしには到底無理なことが了解される。 長い長い海岸線を太平洋を鑑賞しながら進む。 同じ太平洋という名前であっても、海の色やエネルギーは日本各地で異なっており、海に接する地域の生活様式やバックボーンとなっている森の様相などによって変化していくのかもしれないということに気づかされる。 地球上のすべての海が、本来の輝きを取り戻せる日は、来るのだろうか? できるかどうかはわからないけれど、その原因はわたしたち一人ひとりの意識構造が引き起こしたことだから、人の意識が変わることで回復できるはず・・・・ ともかく今日自分にできることを、平常心でやっていくのみ~ 安芸市に入って、やっとメガネ屋さんが見つかったので、補修していただく。 とても親切で笑顔の対応をしてくださって、売り上げにつながらないことをも大切にされているご主人に心から感謝して進んでいく。 日本各地に同じ文字や読み方の地名がたくさんある。 わたしのふるさと広島県は「安芸」、ここ高知にも「安芸」があったことに心がくすぐったい。 高知県安芸市のことは何も知らないけれど、もしかしたら瀬戸内の安芸郡と何かつながりというか関係性があるのかもしれないなぁなどととりとめもないことに心誘われていく。 多くの札所の近くに、まったく人の気配がない神社がひっそりと在る。 あちこちに蜘蛛の巣が張られており、陽がささなくて薄暗い。 以前は多くの参拝者が訪れていたであろう形跡があるけれど・・・・ 時代の流れが変わっていく中で忘れられ、打ち捨てられたような神社に入っていき、BEPを埋設する場合がある。 ![]() 数え切れないほどのそうした場に入っていったけれど、どれもが同じような波動で、なぜか「陰の蝶」と呼びたくなる蝶たちがそうした場に生息している。 羽の色はやはり漆黒で中央に輝くネオン色の青が走っている蝶は、埋設中ずっとそばにいてくれた。 朝から大きな龍雲が出続けていたが、雷鳴が轟き、一気に雨が降り始める。 ありがたかった。 人が大勢いると埋設行為ができなくて、余計な時間を消費してしまう。 急などしゃぶりの雨と雷で、周囲から人が消えていってくれた時、思わず「雷さん、ありがとう~♪」と言ってしまった。 また、ある場所では雷雨の中で埋設し、車に乗った途端に太陽が顔を出し、青空が出たり・・・・ 自然がサポートしてくれてるんだと感じ、嬉しくなったり~^^ 心って面白いね♪ 松果体を中心として、頭部が太陽のように360度の広がりで光を放射している体感に包まれてくる。 各札所に書かれている真言を声に出して読んでいると、いつの間にか覚えてしまったり・・・・ 膝と右腕は相変わらずきしんではいるものの自然環境を堪能しながら、その地に住む人たち全体の豊かさに貢献された方たちに思いを馳せてみたり、初対面する生き物に遭遇し感動したり・・・で、旅は順調に進んでいく。 ![]() 室戸岬から足摺岬までの弓なりの海岸線を一途に歩いている人たちに、感謝の心とエールを送りながら~ つづく・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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