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カテゴリ:自己を知る道
娘との暮らしは、ぼつぼつ2か月目が終了し、3か月目に入ろうとしています。 小豆島に到着した当初の食べ方は異常の極みでしたし、一日中眠り続けていたりしていましたが、2か月目に入りアルバイト先も見つかり、1日だけ体調の乱れでお休みを取っただけで継続して働いてくれています^^ バイト先までの距離はわたしの徒歩では約20分くらいの場所になりますが、歩くことが好きではない娘は目下自転車で通っています。 徒歩ではほとんど平坦な道ですが、自転車でこぐと多少息切れする場所があるということ、米の安売りの日は、レジ打ちをしながら米を袋にいれなければならないとかで、しばしば筋肉痛を訴えていたりしていますが、お店の人たちとも少しずつながら会話も始まってきたようで、心身も多少安定してきたように感じています。 食べる量は相変わらず多いのですが、それも心なしか安定しつつある気がしますし、毎日自家製の醗酵水(心身を調和に導く)を飲んでくれていることも功を奏しているかもしれませんが、下半身がわずかに細くなってきたようです。 小豆島に来た翌日に買ってあげた男もののズボンが多少緩くなったと嬉しそうにゆるくなった腹部を見せてくれました^^ 娘は小学生の頃からクラスメートたちから苛めの対象になっていたこともあり、母であるわたしは自立をめざし会社を起業していましたので、物理的な交流時間が少なく、どんどん引きこもりとなり、自己を卑小化し、目も耳も口も閉ざして生きていました。 幸せ感を求める本能として食欲が肥大化していく動機のひとつは、人(特に母親であるわたし)から認められることのようです。 そこで、毎日の昼食は娘に作ってもらうようお願いすることにしました。 すでにご存じの方も多いと思いますが、調理時間は食べてくれる人の喜ぶ顔を見たくて、心は調理に集中します。 ネガティブな想念など消えていきます。 人も認めてくれて、なおかつ自分のイノチに自信を持ってもらう方法として、娘には嫌いではない料理を始めてもらうことにしたのです^^ 毎日のメニューも娘にできるだけ任せていましたが、どうやらそれも底をついてきたようで行き詰ってきました。 ちょうどそんな時期、わたしの出張中に千草さんが娘を誘って、料理本を探しに行って娘に興味持てそうで、作りやすそうな料理本を1冊選んでくれたみたいです。 千草さん、ありがとう~♪ 出張から帰ったら、早速新メニューのお昼御飯が出てくるようになりました^^ 本と首っ引きで、真剣です。 料理が出来上がり、それを食べるわたしの反応を不安そうな顔つきで真剣に見つめてきます。 褒めてあげると、娘の全身から緊張感がスーッと溶けていき、嬉しそうな顔^^ 明日は何を作ろうかなぁと自分の意思を自然に動かし始めた模様♪ これまで自分で何かを意図してやるという姿勢がなかった娘の心が動き始めてきました。 ちょうどその時、友人から全粒粉オーガニックパスタとペンネが送られてきました。 「ママ~、明日はグラタンを作ろうかと思ってるんだけど・・・・」と言う娘の声に「グラタン・・・美味しそうだねぇ~♪ ちょうど美味しそうなペンネが届いたから、このペンネでグラタンを作ってほしいなぁ~♪」とお願いいたしました。 ちょっと塩を入れすぎたみたいでしたから、そこにごはんを加えて食べると、ちょうど良い塩加減になり、「ほらっ、ちょっとご飯を加えてみて~♪ おいしいよぉ~♪」と伝えると娘もご飯を加えてみて、「本当だ^^ ちょうどいい味になった~♪」と歓び、今度はドリアに挑戦すると張り切っています^^ あはは~、ペンネグラタンと一緒に写っているのは、前日の残り物です^^; 家庭での聖なる場所は台所だと思っています。 台所から家族への愛の源が創造され、食卓で愛の花が開きます♪ 家族の絆は食卓から~♪ 一緒にお風呂に入って、背中の流しっこをしたり、娘の心が徐々に緩んでいくにつれて、わたしの心も共に解放されていきますので、屈託のない笑い声が響くようになってきています。 娘の蘇生は、母であるわたし自身の蘇生でもあるようです^^ 28年かけて築きあげてきたお互いの硬いしこりが、ゆっくりと溶けていきつつあることを嬉しく感じています。 娘が本来の心身を取り戻し、自分の思ったことを自由に言えるようになる日が来るのを楽しみにしています♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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