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テーマ:いま 憧れのクルマ!(125)
カテゴリ:文化のかおり?
埼玉県、某市の市民祭りに行ってきました。
毎年、古い車とオーナーが集まり、パレードをしたり、 コンテストをしたりの、クラシックカー祭りが行われるのです。 私は毎年、インタビュアーとして、祭りを盛り上げる お手伝いをしています。 楽しみなのが、4X年間同じ車を愛し続けている最長 オーナーと毎年、お会いできることです。 新車で買った車を、ずっと大事に乗っている、 すごく当たり前のことを、さりげなく魅せて くださるのです。 諸外国では、古い車には、税金の優遇制度があったり、 車検の免除があったりして、保護対策をとって いるのだそうですが、そういう制度的なメリットが 日本にはありません。逆に、部品が無くなったり、 税金がきつくなったり、車検が厳しくなったりして、 お金が掛かりすぎると、手放す人が多いのです。 クラシックカーのオーナーには、朽ち果てた車を レストアすることを楽しみにしていらっしゃる方や、 ゆづり受けた車を大事にのっていらっしゃる方が 多いです。 納屋の農機具の片隅に車のためのスペースを作り、 毎週、手入れしたり、乗っていらっしゃる方や、 手をかけていらっしゃる方、何年かかけて、 キレイにされていくかた、お金は無くても工夫して 乗っていらっしゃる方など、豊かだなあ、と 思わせてくださいます。 ピッカピカの車もあれば、レストア中の 車もあり、年に2回だけ出てくる車もあります。 また、 「オーナーのほうが先にお釈迦になりそうだよ」 と豪快に笑う方もいらっしゃる。 大事な車にはみな、それぞれのストーリーがあります。 まるで家族のように、オーナーに愛され、 誇らしげな車たち、車とそのオーナーに逢えるのが 毎年楽しみです。 ダットサン、コンテッサ、ミニ、ブルーバードSSS, スカイライン、GTV,セリカ、メルセデス、ロールス、 ホンダS600,800、パブリカ、117クーペ、 コスモ、ファミリア、MG,フェアレイディ。 今年は、2000GTが、金色にお色直しをしていました。 広報用に数台作られた車のコピーだそうです。 毎年、新鮮な驚きがあります。 毎年楽しみです。昨日の雨がうそのように晴れ、 空気が澄んだ秋晴れの中を、朝早く、そして 夕日の時間、なんだか一日幸せな気持ちでいました。 (写真は帰り道の夕日です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.12 20:02:03
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