テーマ:おうちで漬け物♪(11)
カテゴリ:食い意地
きゅうりを買ったので、漬けてみた。 俗に言う、捨て漬けってヤツです。 翌朝、タッパの中の「ぬか床」の状態は、全く変わらない。 相変わらず、鶏のエサのニオイがする。(--;) まあ、最低でも10日は要するらしいから、当たり前だが、 どんな風になるのか、すごーく気になる。 で、きゅうり。 昨夜の埋没地点を探ると、あった! うん、なんとなぁ~く、浅く漬かってるような、全く漬かってないような...。 洗ってから、食べてみる。 うまーいっ!! なんだこれ、すっげ、美味いんですけど...。 当然の事ながら、まだ全然、ぬかの風味は無く、 単なる塩漬けなんだけど、これが驚くほど美味い! ぬかに色んなモンが入ってるお陰だな。 恐るべし、調整ぬか。 だいたい今どき、ぬか床作るぞー! と思っても、他家の美味しい「ぬか床」なんか入手困難。 かと言って、最初からまともなモンなぞ作れない現代人の為に、プロの業者が、それなりの配合を施したぬかを販売している。 どっちかっちゅーと、もう、プレーンな「ぬか」を入手する方が困難になってしまった。 茨城のぬかに拘ったのは、そう言った理由があったからなのさ。 入れ込んだ材料の配合そのものが、味の決め手、つまり懐かしい故郷の味。 そうなの、漬かったきゅうりは、まさしく、食べ慣れた浅漬けの味だったもんね。 塩具合と言い、雰囲気と言い、うん、懐かしいなぁって感じ。 有名処の漬け物で、食べて美味しいと感じる物でも、やっぱり、癒され具合が違うんだよね。 最初から、こんなに美味しいとは思わなかったので、ちょっと感動である。 ちなみに、ぬか以外で入ってる物は、塩、昆布、陳皮、かつを節、白胡麻、卵殻、調味料。 この、最後の調味料ってのが気になるが、調整ぬかには、ことごとく入っているので、まあ気にしない。(←絶対、科学の威力と思うが...) でも、本当に一から作るとなると、結構、面倒なのは確かで、忙しい現代人は、この横着ぬか使用でええのや。 今どき、美味しい漬け物作れたからって、嫁に行けるワケでもなし、養ってもらえるワケでなし、試行錯誤で1年以上かけて作る事には、心惹かれるが、今のオイラにゃ、余力が無い。 はっきり言って、これ以上、余計な事なぞ、やってらんない。 だいたい趣味だけで、どんだけあるねん! と自分に呆れてるのに、うっかり、また「ぬか」に手を出してしまったなぁと、朝、思う。 ぬか床を眺めながら、この手間ばかりかかる細菌兵器を、どうしようと。 オイラの持ってる細菌。 ・ケフィアグレイン君(休眠中) ・カスピ君(活躍中) ・ぬか床(増殖中) 大きく分けて3グループ。 これ以上、生き物は飼えない。 そうそう、乳酸菌を早く増やしたいなぁ、と思い、ヨーグルトをぶち込んでみました。 低温発酵の帝王「カスピ君」です。 どうなる事やら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月13日 23時30分57秒
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